旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

台湾、台北

あなたが旅行に行った年月

2016年8月

あなたが旅行に行った回数

10回

あなたの年齢、性別、職業

34歳、男、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

台北市内の両替所

トラブル内容

本トラブルは、友人2名と私の3名で2泊3日で台湾旅行時に起こった両替トラブルである。この日は、職場の夏休み期間で気が知れた3人での海外旅行ということで気が浮ついており、朝からビールを飲み、お祭り気分で日本の空港を飛び立った。

私は、海外旅行に慣れているということもあり、両替はいざとなればどこでもできる上、現地のATMからもクレジットカードを使用して現地通貨を引き出すことが可能であることを知っていた。そのため、初めての台湾であったが、「両替なんて街中でできるだろうし、なんとかなるでしょ!」とたかをくくっていた。

台湾の空港に到着後、友人が台湾ドルを多少持っていたので、空港から台北まではバスで行くことができた。台北に着くと、デパートや路面店などに買い物スポットが多く、急に現地通貨が必要になった。

両替ができる場所はないかと、街をウロウロしていると、1人の女性が寄ってきて声を掛けてきた。「アー ユー ジャパニィーズ?」「イエス」と答えると、流暢な日本語を話し出し、台湾が今回初めての旅行であること、台湾の美味しい料理屋、飲み屋などの話を20分程立ち話をすると、外貨両替の場所を聞いてみた。

すると、女性は、おすすめの外貨両替の場所を知っているという。しかも、徒歩で5分以内ということで、私もこの女性に心を許してしまい、案内をお願いすることにした。女性の言うとおり、5分程で薄暗い薬局のような場所に到着し、そこで両替してくれるという。

日本円5万円分の両替をお願いし、2分程で女性は中から台湾ドルを持ってきて、両替をしてくれた。金額を確認し、やっぱり台湾人は親切だなとその時はしみじみ感じ、両替所を後にした。5万円両替したということは、当時のレートで約15,500台湾ドル程あるべきなのだが、ホテルに到着し、数えてみると12,500台湾ドル程しかないではないか。

その場で金額の確認もしたのに、おかしいな、と思い振り返ってみると、両替金額の確認後、女性が封筒にテープを貼ってあげると言い、一度奥の部屋に入って行ったのを思い出した。「やられた!その時だ!」と思い、再度、両替を行った薬局に行ったが、その女性はおらず違う店番がいて、文句を言ったがその女性を知らないという。これ以上言っても仕方ないと思い、諦めた。あの女性が何のために私たちに話しかけてきて、何者なのかは謎のままである。

台湾という国は、これまでの歴史の関係からも親日国ということで、日本語を話すことができる人も多く、日本人に対して好意的な人が多いというイメージであった。それ故に、今回のケースでは台湾人を疑うということを怠ってしまい、相手を信用してしまった結果起こってしまったトラブルだと痛感した。

事前に、ネットで信頼できる台北両替場所情報を検索し、場所の確認をしておくべきだった。もしくは、(多少レートは悪いが)日本で事前に台湾ドルに両替しておくか、台湾に到着した時点で、空港の両替所で両替をするべきであったと反省した。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

安易に道で声をかけてきた人を信用するべきではなかった