旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

チェコ、プラハ

あなたが旅行に行った年月

2019年5月

あなたが旅行に行った回数

15回

あなたの年齢、性別、職業

38歳、女、アパレル

一緒に旅行に行った人の人数

1人

トラブル体験をした場所

プラハ駅前

トラブル内容

プラハの駅前観光地のど真ん中に、外貨両替の建物がたくさん並んでいるところがあります。窓口に女性がいて電光掲示板にレートが書いてある、いわゆる両替店が並んでいます。両替店の人であろう男の人に声をかけられ、ある両替店の前まで連れて行かれました。どの両替店が良いかわからずとりあえず話を聞きました。英語のできる友人が店前でその男性にレートを確認すると普通によかったので、2人で100ユーロ分とりあえず両替をしてもらいました。

チェコはユーロ圏なのでドイツからバスで来た私達はユーロ以外持っておらずお腹がぺこぺこ、目の前に屋台があるのに何も買えず、現金を持たないと前に進めない感じがしていました。両替後、友人はきちんと枚数を数え、計算があっているか計算機でチェックしていました。

無事両替を終え、ローカルな雰囲気の食堂で現地の定食を食べ、レジでお金を払おうとしたらレジの現地の女性にお金が使えないようなことを言われました。言葉がわからずカードで払い、外に出て「なんで使えなかったんだろう」と嘆いていると、ドイツ人のおじさんが「それはミンクスのお金だよ」と話しかけてきました。

ミンクス??どこかと思ってネットで調べるとベラルーシとゆう国の首都。ベラルーシなら少し聞いたことあるけど、どこだ?地図を見るとチェコよりもっと東の内陸の旧ソ連でした。私達がもっていたお金はベラルーシで1ドルくらいの、ちっさなお金でした。1万円が100円になってしまった!お札の模様までチェックしていなかった!そもそもチェコのお金を知らないし、普通の両替店の前だったので騙されるなんて思っていなかったのです。ユーロ圏だしドイツの隣だし安心してました。

青ざめて騒いでいるとドイツ人のおじさんが駅まで連れて行ってくれて1番の観光地であるプラハ城までの切符を買ってくれました。そしてお城を案内して買い食いのチョコのお菓子まで買って下さり、ルーフトップバーでカクテルまでご馳走頂き、文化の違いやおじさんの息子さんや猫の話などたくさん話すことができ楽しい時間を過ごせました。

翌日、駅前に行くと私達が騙されたベラルーシ人が一瞬見えましたが、走って逃げていきました。どうやら毎日同じようにひっかけてるみたいでした。ただ、私達はおじさんのおかげで、起きてしまったトラブルをあたたかい体験に変換できたので、腹を立てすぎることはなく、自分達も勉強不足だった、100ユーロで済んでよかったと思うことができました。

後で調べたら、そのようなトラブルがプラハでは多いとネットに書いてありました。ミンクスのお金はいつか現地で使おうと、大事にチェコのガイドブックに挟んでます。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替店の前だからとその店に所属してる人だと思わないようにすべきでした。街並みがローカル感があったので、道端での両替を変に思わなかったですし、すごく駅前の目立つ場所でこのような被害に遭うと思ってなかったです。また、現地のお金の図柄を頭に入れておくべきでした。私達の思い込みから発生したトラブルに感じます。