現地での外貨両替でのトラブルを回避する3つコツ
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ギリシャ・アテネ
あなたが旅行に行った年月
2019年8月
あなたが旅行に行った回数
4回目
あなたの年齢、性別、職業
26歳、男、WEBライター
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
アテネ市内の両替所
トラブル内容
外貨両替する際に必要になるポイントは以下の3つだと考えています。
①レートがいいか
②その両替所の信用性
③渡されたお札を確認すること
そのどちらかを見誤ると、損またはトラブルを引き起こす原因になります。私はギリシャのアテネで②と③を見誤った結果、6000円ほど損してしまいました。この記事が皆様の海外渡航のお役に立てることを祈ります。
私は35カ国ほど渡航経験があります。様々な国・地域で両替を経験しています。自宅にはどこの国のものかわからないお札やコインがたくさんあります。そのなかで封印している50ユーロのお札を持っています。なぜ封印しているのかというと「破れている」からです。具体的に言うとお札の真ん中から中心に向かってビリビリと裂けています。
当時そのお札を受け取った私は、約10ヵ国ほどの渡航経験があり、海外旅行に慣れ始めた頃でした。「空港で両替するのは損。レートが悪すぎる。両替するなら街中の両替所のほうがいい」と考えていた私は、空港から市内に出るバスをカード払いして現地通貨を持たずに市内に行きました。
20分ほど市内を回り、アテネ市内における円-ユーロの為替レート相場観を掴み、一つの両替所を見つけました。その両替所は、ギュウギュウにあらゆる店と人がせめぎ合うアテネの市場(商店街みたいな場所)にポツンとありました。見た目はヨーロッパにある両替所にしては、ちょっと汚くてボロボロかなといった感じでした。
そこと他の両替所を比べると、空港の両替所よりも5~8%、他のアテネ市内の両替所よりも1~2%レートが良かったことを覚えています。たった1~2%だと思うかもしれませんが、当時の私にとっては大きな差でした。例えば、3万を2%レートの良いところで両替できると600円もお得になります。600円あれば手頃なランチぐらいは食べれらますよね。特にお金がなかった当時の私にとっては「100円でもお得に両替したい」という気持ちが強かったと思います。
結果的にそこで両替してもらったお札の中の50ユーロ札が破れていたんですが、気がついたのは約3週間後のイタリア旅行のときでした。(イタリアも通貨にユーロを使っている)レストランでのお会計の際に「このお札は使えません。ここ破れているでしょ」と言われました。そのお店はクレジットカードが使えず、大きな単位の現金を持っていなかったので、近くのATMで割高な手数料を支払い、会計をしなければいけなくなったのです。
ヨーロッパの国ではキャッシュレス文化が浸透しており、日本と比べてクレジットカードを使える場所が多いです。現金を使うタイミングは、手頃なお店での食事だったり、ふらっと入ったお土産屋さんだったりと限られています。だから気がついたときには、「時すでに遅し」というわけです。あの両替所には文句も言えません。
繰り返しになりますが、私は外貨両替する際に必要になるポイントは以下の3つだと考えています。
①レートがいいか
②その両替所の信用性
③渡されたお札を確認すること
小さな利益を追った結果、少し大きな損を出してしまいました。皆さんは外貨両替する際には、上記の3点に注意していただくとトラブルを回避に繋がると思いますよ。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
両替時に渡されたお札をよく確認するべきだった