旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インドネシア、バリ島

あなたが旅行に行った年月

2005年5月

あなたが旅行に行った回数

11回

あなたの年齢、性別、職業

44歳 女性 主婦

一緒に旅行に行った人の人数

1人

トラブル体験をした場所

バリの町中のお土産屋兼両替所

トラブル内容

外貨両替トラブルで真っ先に思い出したのは、バリ島の街中の両替所での出来事です。事前に口コミなどで街中の両替所はトラブル多発というのを知っていながらも、被害に合ってしまいました。

6泊のプランで旅も終盤での出来事だったかと思いますが、街歩きにも慣れてきていて、その上疲れもあったので安全な両替所まで行くのが面倒になった為、自分達は大丈夫じゃないかとたまたま目についた街の両替所に入りました。

お店の中は普通のお土産屋といった感じで、店番の店員が1人いるだけで店内の雰囲気自体は怪しい様子はありません。両替をお願いしたい旨を伝えると、店の奥から3人の男性店員が出てきました。合計4人の店員に囲まれることになり、少しひるんだ私は相方と目を合わせ小声で「ヤバい店に入ってしまったかも知れない?」「どうする?」「2人でしっかり見ていれば大丈夫じゃないか」と瞬時に打合せをしました。

全く根拠のない自信がわいてきて「やめとこ」という決断には至らず。冷静に考えれば、店員に囲まれた時点でもう怪しいし、速攻で店を出ればよかったわけですが、若気の至りとでもいうのでしょうか、挑んでしまいました。

両替したい日本円を手渡すと、1人の店員がインドネシアのお金を目の前でゆっくりゆっくりと勘定し始めました。目視で一緒に数えて自分も相方もぴったり合うので間違いない。という事で受取りました。

お店から出て「なんだ意外に大丈夫だったね」「それにしても急に店員がいっぱい出てきてびっくりしたね」などと言いながら、緊張からの解放感でカフェで休憩する事にしました。ナシゴレンやらフルーツジュースやらを注文し待っている間、ふと相方が「さっき一緒に数えてぴったりだったけど違ったら笑っちゃうね」と一言。

「いやいやいやまさか!だってちゃんと2人で見たよね。これで足らなかったらマジックだよ」と言いながらも念のためとキャッキャ笑いながら数えると…「足らない!!」まさか?!なぜ?2人で何回数えても両替の金額に満たず。両替後はすぐに財布にしまい店を出た時にはしっかり手元のバックに収納し、しっかり持っていたので、落としたりスリをされた事は考えられないのです。

となるとやはり、店員がやたらゆっくり数えていたあの時何かがあったとしか思い当たらないのです。キツネにつままれたような気分になりましたが、旅ももうすぐ終わりで時間がもったいない事もあり泣く泣く諦める事にしました。

帰国後ネットで同じような被害に合った人はないかと検索をかけると出てきたのが、一緒にゆっくり数えながらも瞬時に下に落とすという手口の凡例が出てきました。ですが何回も両替時の店員の手元を脳内再生するもその瞬間が全くわからないのです。

今となっては思い出の1つですが、まさにあれはマジックでした。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

旅行会社から事前に安全と案内されていた両替所で両替するべきだった