旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

スペイン、バルセロナ

あなたが旅行に行った年月

2011年8月

あなたが旅行に行った回数

9回

あなたの年齢、性別、職業

37歳、女性、無職

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

バルセロナのサン・パウ病院近くの両替所

トラブル内容

トラブルというには間抜けな話ですが、意外と盲点だったと感じてもらえる体験談だと思います。スペイン、バルセロナに旅行した際、空港に着いた時間が夜遅く、出口付近では開いている両替所を探すことができませんでした。空港からホテルまでの送迎をしてくれたドライバーが、街中やホテル近くにも両替所はたくさんあるし、外貨両替のレートも悪くないと教えてくれたため、安心してホテルへ向かいその日は休みました。

翌日早く目を覚まし、せっかくだからサグラダファミリアまで軽くジョギングしようと出かけました。早朝の空気はとても気持ちが良く、更に徐々に全貌が見えてくるサグラダファミリアの様子にかなりテンションが上がりました。意気揚々とジョギングでサグラダファミリア周辺をぐるりと周り、気分に浸っていましたが、ホテルから喋りながら長い時間走ってきたので喉がカラカラになってしまいました。飲み物を買おうと思いましたが、両替が済んでいなかったのでカードが使えるお店を探すはめになりました。朝早かったこともあり、店探しは難航し、結局喉カラカラになりながらやっとのことでホテルに戻り、朝食の飲み物を飲み干しました。

その後、事前に入手していたチケットを手に改めてサグラダファミリアへ向かい、中を堪能しました。外観の荘厳な雰囲気と柔らかい光の差し込む内部の様子にすっかり見入ってしまい、想定していたより長い時間の滞在となりました。その後決まった店で急いでランチを済ませ、午後の用事の為にいよいよ両替を済ませようとした時、思いもしなかった事態が起こりました。事前にリサーチしていた両替所がシエスタで閉まっていたのです。しかもシエスタは2時間以上とると言うのです。午後の予定も決まっていた私たちは非常に焦って街中を歩き回り両替できる場所を探しましたがなかなか見つけられませんでした。

ホテルに戻り情報収集もしましたが、結局両替できたのはレートの悪い両替所でした。午後の予定も詰まっているし、どうしても現金が必要だった為、背に腹は代えられないと、しぶしぶその両替所で両替を済ませましたが、午前中はしゃぐ前に両替を済ませておかなかったことを非常に後悔しました。シエスタという文化は知っていましたが「優雅だなぁ」という程度にしか考えておらず、店が閉まってしまうという危機感を持てていませんでした。店や店員側から見ると「優雅」なシステムですが、客側から見ると「優雅」では済まされない不便さを感じざるを得ませんでした。現地の人たちにとっては「文化」で「日常」の一部なのだろうな、と思わぬ形で異文化を体験する形となりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

「シエスタ」という現地の文化を認識しておくべきだった