旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ウズベキスタン サマルカンド

あなたが旅行に行った年月

2017年9月

あなたが旅行に行った回数

50回

あなたの年齢、性別、職業

35歳、男、教職

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

サマルカンド市内の両替所

トラブル内容

海外旅行に行った際に、まず最初に行わなければいけないことは何か。そう旅の資金である現地通貨を手に入れるための外貨両替である。先進国のようなヨーロッパ、アメリカなどにいけば信頼のおける両替所がすぐに見つかるし、今の時代ネットで調べれば安全な両替所などが容易に見つかる。

私は旅が死ぬほど好きで、しばしば新たな文化、刺激、カルチャーショックを求めて発展途上国に赴くことがある。そのような国では怪しげな両替所や、明らかにぼった食ってやろうという気満々の両替商など、それは多種多彩な両替に出会うことができる。今日はその中のエピソードの一つ、ウズベキスタンでおきた両替トラブルを皆様にご紹介したい。

ウズベキスタンときいて、具体的なイメージができる方はどれほどいるだろうか。私も実際、旅の計画を立てる前は、全くといっていいほどウズベキスタンに対するイメージは持ち合わせていなかった。しかしながら、行ってみると豪華絢爛なイスラム建築、まるでRPGのような砂の城壁で出来た町など実に異国情緒豊かな街に出会うことができる。ただ唯一の問題は両替である。

この国を訪れた方ならもうわかっているはずです。ウズベキスタンはスーパーインフレ国家なのです。なので1万円を両替すると、100万円くらいの厚さのお札が返ってくるのです。ですので3万円ぐらいを両替すると莫大な札束になり、お財布に全くと言っていいほど入りません。その反面、なんだかお金持ちになったような気にはなれます。

かくゆう私も現地に到着した際、早速両替に行ってみました。レートのいい両替商を見つけたので両替することに。1万円を両替したのですが、ものすごい量の札束が返ってきました。普段なら金額をしっかり確認するのですが、あまりにも多い札束だったのと、その後の予定が詰まっていたので確認をせずに両替所をでました。

その夜、ホテルにつきようやく一息つける時間を持てた私は、ふいに両替した札束を数えてみることにしたのです。結果、もう皆さまもお分かりのように1500円ほどごまかされていました。日本では1500円で済んだならいいじゃないかと思うかもしれませんが、ウズベキスタンでは1500円があればかなりいい食事が食べられます。あーやられたなと思い、明日その両替商のところにいってみようと思いながらその日は眠りにつきました。

翌日、決戦当日、現場に行くとあの両替商がいました。事情を説明すると、レシートを出せという一点張り。しかしながらレシートなんてものは元より発行されていませんでした。そのことを主張しても、レシートがない限りは返金には応じられないということでした。もはや戦う気力もなくなっていた私は、これも旅のよき思い出になるのではと考え、異国情緒漂うその街を後にしたのでした。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替の時間を長めにとって、その場で両替商と一緒に金額を確認すべきであった。