旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インド コルカタ

あなたが旅行に行った年月

2013年8月

あなたが旅行に行った回数

10回

あなたの年齢、性別、職業

42歳、男、ナース

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港

トラブル内容

この話は今から9年ほど前のお話になります。当時バックパッカー旅行をしていた私はそれまでも東南アジアの国々、例えばタイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、ミャンマー、中国、インドネシア、マレーシア、シンガポールなどお訪れたことがあり旅慣れている自覚のようなものがあった。

今回の旅では日本からタイのバンコクへ入国し、タイでインドのビザを申請しつつ1か月くらいをタイ国内で過ごしていた。インドのビザの申請も問題なく終わり、いよいよバンコクのドンムアン空港よりインドの玄関口コルカタのネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港へと飛び立つこととなった。初めてのインドであった。

今までインドに関してはいろいろな旅行記やエッセイ、または旅人により実際に聞いた話など情報は様々あったがだいたいの内容がハードであった。しつこい物売りやぼったくり被害、もちろん今回の話題でもある外貨両替に関するトラブルも多々あった。

私が今まで聞いてきた外貨両替に関するトラブルは、レート良く両替を持ち掛けられてその話に応じると目の前でお札を数えられ渡されるが、後で数えてみると少なくなているとゆうものが多かった。おそらく手品のような感じで実際に数えてから渡すまでに何枚かのお札が抜き取られていることが想像できる。

私はそれまで空港の両替所、町の両替所など様々なところで何度となく両替をしていたが外貨両替でのトラブルは経験したことがなかった。今回の旅では初めてのインドということで警戒心はかなり高かったし緊張感もかなりあったと思う。

そして空港に到着後に日本円からインドルピーへの外貨両替をすることとなった。行き慣れている国であればATM操作も把握しているためその様な方法でもよかったが、なにせ今回は初めてのインド旅行であり確実な方法として空港内の両替所での実施をを選択したつもりであった。

日本円にして2万円をパスポートとともに両替所の職員に渡す。職員は日本の銀行員のような感じでとても人をだますようには見えない中年の男性であった。確か当時のレートで1万円が3000ルピーくらいであったように思う。そして両替所の男性職員はひとつが百枚くらいはありそうな札束を枚数を数えるカウントチェッカーの機械に掛けていきそれぞれを輪ゴムで束ねたものを5つプラス数十枚の紙幣を渡してきた。

思ってもみない札束数で平常心を失っていた私は機械を使ってカウントしていることもあって安心しており、何よりもこのまま札束が衆人にさらされている方がスリや強盗の危険性があると思い、細かい確認もせずバックの中にしまい込むのであった。その後、宿に到着し心おきなく札束を数えてみると公式レートより一万円も少ない額しかないのであった。

恐らくは機械に掛けたあとで輪ゴムで束ねる際に抜かれていたのであろう。緊張した顔つきのインド初心者、空港の両替所で騙されることなどないという先入観、思いもしない札束でのプチパニックそれらが重なっておこったトラブルに思う。もちろんその場を離れてしまえばどうにもならないので泣き寝入りになったのは言うまでもありません。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

空港での両替であったことから油断してしまっていたが必ずその場で確認するか高額紙幣にしてもらうべきであった。