旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ベトナム、ハノイ

あなたが旅行に行った年月

2010年7月

あなたが旅行に行った回数

7回

あなたの年齢、性別、職業

52歳 女 パート

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ハノイの公園

トラブル内容

1人でアジアを旅行中のときの出来事です。旅を始め3カ国目となるベトナムのハノイに到着し、最初の外貨両替を空港で済ませました。空港の両替所は高いけど、まずは一万円だけ両替して、街に出てから再度両替しようと考えていました。一人旅も慣れていたので調子に乗っていた事は言うまでもなく、安宿を探した後ふらっと散歩に行きました。ベトナムコーヒーやチェーなどの有名なスイーツを食べつつ、大通りはバイクや車の排気ガスが酷かったので、ちょうど歩いて行く方向に公園を見つけて中に入りました。

歩き疲れたのでベンチで休んでいると、若い2人組の男の子が声をかけてきました。最初は警戒しましたが、1人は無口ではにかんでいて、もう1人は笑顔がくったくなく人なつっこい子で、つたない英語で話しかけてきて、「何人?」と聞かれたので「日本人」と答えると、自分たちは親日だと言わんばかりに喜んで話し始めるので、【アジアあるある】だなーと思いつつも、感じの良い子に話しかけられて悪い気はしないので、お互いしどろもどろな英語でしゃべっていると、なにげに両替の話をしてきました。

公園に来るまで街中を歩きながらレートをチェックしていたのですが、この子達が持ちかけてきたレートが一番良かったので、一瞬どうしようかと思いつつ、いやいやこれは正規の両替ではなく闇両替だから駄目だよね?と自分に言い聞かせつつも、かなり動揺。ベトナムに来る前にベトナムドンは0が多いから両替の時に騙されやすいと聞いていたものの、いくらなら両替できる?と聞かれて、つい「一万円なら、、」と言ってしまい、彼らは用意していた電卓を取り出して、一万円を両替したらこれくらいになる、と言って、何度も何度も電卓でたたいて見せ、私も実際に電卓を手にして計算し、本当にこのレートで両替可能なのか?と何度も聞き返した上で、闇両替は駄目だという声が頭の中をぐるぐる回りつつも、絶対お得じゃない!と言う声に負けてしまい、私はカバンから一万円を出しお互いに計算機上に映し出されている額を確かめて納得した上で両替をしました。

なんてラッキーだったんだろうと思い、彼らと笑顔で別れた後、まっすぐ宿に向かい、宿にいる旅人にもその子達を紹介しようと思いながら、まずは手元にあるお金を確認しようと宿のベッドの上で数えたところ、トラブルに巻き込まれたことを悟りました。やられました!0が一つ足りないのです。何度も何度も数え直しても一万円分ではなく、千円分のベトナムドンしかありません。私は慌てて宿を飛び出し、さっきまでいた公園に走って行きましたが、もう彼らの姿はどこにもありませんでした。若い男の子に声をかけられて調子に乗っておしゃべりして騙されて、ほとほと自分の馬鹿さ加減にうんざりしました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

レートが良くても闇両替は絶対にするべきではありません。