旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イタリア、ローマ

あなたが旅行に行った年月

2017年9月

あなたが旅行に行った回数

10回目

あなたの年齢、性別、職業

29歳、男、不動産営業

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ローマ市内の両替所

トラブル内容

今から4年前に、私が21歳の時にヨーロッパ周遊のバックパッカーとして貧乏旅行をしていました。
その時に訪れたイタリアのローマで、さまざまなトラブルに遭いました。
スリや、複数人の酔っぱらいに絡まれたりして、大変な思いをしましたが、1番ひどい目にあったのが両替所でのトラブルです。
その経験から4年たった今でもその時の出来事を未だに忘れられずにいます。

私は、旅先では物を一つでも減らして身軽に動きたいので、その土地の通貨をあまり持ち歩かないようにしていて、お金の支払いは基本的にクレジットカードを使います。
そのため、買い物や食事ではクレジットカードが使えるお店を選ぶようにしていますが、どうしても現金決済のみの店舗もあり、少額ではありますが現金と、外貨両替するための日本円も最低限持ち歩いています。その当時のローマでは、小さいお土産や、個人商店の他に、観光地のレストランやカフェでさえクレジットカードを使えるお店が多くなく、現金が必要な場面が多々ありました。
ユーロを持ち歩いていましたが、手持ち金額が少なくなり、日本円を両替する必要がありました。

滞在していたゲストハウスでスタッフの1人に、この近くで近隣で外貨両替所はどこにあるか確認して、近くにある外貨両替所を教えてもらい行ってみることにしました。
そこで5万円を両替したときに、私は大失敗しました。
私はレートなどについて、あまりにも無知で詳しくなく、街にある外貨両替所であればどこでも一緒だろうと思っていました。結果として、そこの両替所は手数料が高く、両替をして損をしてしまいました。
後から他の両替所との手数料にかなり差があることに気がついたのですが、そこの両替所のスタッフの男性にぼったくりをされたんだと思うと悔しい気持ちになりました。
私が日本人でおとなしく、なめられていたと思います。この場所の近くには、何軒か外貨両替所があり、よく確認をしたり比較することで防げた失敗でした。

私が5万円を手に取り、レートを確認すると、1ユーロが140円と書かれていました。私はそのまま5万円を両替することにしました。すると、両替所の人が、別のレートを見せて、「これは現在のレートです。1ユーロが155円です。そのままでいいですか?」と聞かれました。私は、レートを確認せずに、そのまま言われたままで、5万円を両替しました。すると、私が得られるユーロの金額が、予想よりも少なく、そのままでは、次の移動費や、滞在費に困ることが分かりました。

そこで、再度、両替所の人に、レートを確認してもらおうとしたところ、その人は、「先ほどのレートです。今さらなんですが、やめてもいいですか?」と言って、私が手に持っていた日本円を返してくれませんでした。私は、そのままでは、次の移動費や、滞在費に困ることが分かり、怒って、警察に行くことを決めました。
私は、警察に行き、詐欺事件を報告しました。そこで、警察は、その両替所を取り締まり、私の日本円を返却することを求めました。その両替所の人も、警察の言いなりになって、私の日本円を返してくれました。

このようなことは、世界中の観光地やイタリアではよくあり、観光客の日本人は同じような事をしている人も多いそうです。

それからも私は旅を続けていますが、お金のやり取りについて、より慎重になり、外貨両替のレートや手数料などについても勉強になりいい経験になりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

次の旅行では、外貨両替について、より詳しく調べてから行くようにしたり、国内で両替するようにしたりしました。そのように、失敗から学んで、次の旅行では、トラブルに巻き込まれず、より良い旅行をすることができるよう心がけるようにしています。