旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イタリア、ローマ

あなたが旅行に行った年月

2018年8月

あなたが旅行に行った回数

15回

あなたの年齢、性別、職業

30歳、女、営業職

一緒に旅行に行った人の人数

女友達と2人

トラブル体験をした場所

ローマ市内の両替所

トラブル内容

私はこれまでに10回以上の海外旅行の経験に加えて、数年間英語圏での留学の経験があります。そのため、まさか自分が旅行先であっけなく外貨両替のトラブルに巻き込まれるなんて思っていませんでした。
 トラブルに巻き込まれたのはイタリア・ローマ市街の外貨両替所です。旅慣れていた私は、近くにあるいくつかの両替所をサクッとまわり、円対ユーロのレートが一番良い場所を選びました。その時は前日の移動からの疲れと、限られた時間でめいっぱいローマを楽しみたいという気持ちに駆られて、少し焦りがあったと思います。

両替所では1枚のガラスをはさんで60代くらいの不愛想なおじさん一人で対応をしていました。私の前には欧米からの旅行者が数名並んでおり、少し忙しそうな雰囲気。私はイタリア語が話せないため、英語でおじさんに60ユーロの両替を依頼すると、おじさんは無言で電卓を叩いて日本円がいくら必要か教えてくれました。日本円を渡すと、おじさんがユーロを手に取り慣れた様子で数え始めました。数えている間、ほんの一瞬手元がおぼつかないように見えたのですが、文字通り”一瞬”だったため特に気にすることなく両替された現金を受け取りました。私の後ろには数名の列ができており、現金を受け取ったらすぐ、おじさんにお礼を告げて両替所を後にしました。

その後近くのカフェで待ってくれていた友達と合流し、コーヒーを楽しんだのも束の間。いざお会計をしようとした時、先ほど両替したばかりの現金が、10ユーロ足りないことに気がつきました。もしかして、おじさんに騙された?とすぐに頭によぎったのですが、幸い困るほどの大金ではなかったため、このまま諦めようとした。しかしお金には厳しい友人に促され、ダメ元でそのおじさんの所に戻り状況を説明することに。

再び観光客の列に並びなおして約5分後、先ほどと同じおじさんに、現金が足りなかった旨を伝えました。するとおじさんは無言で眉と肩をすくめて、「どうしようもできない」といった様子で相手にしてくれませんでした。様子を見ていた友達は見かねて、少し強めな口調で「10ユーロ足りない!」と主張をしてくれたのですが、しまいにおじさんに、「NEXT!」と手払いをされてしまいました。。私の後ろにすでに列ができていた上に、お互い母国語でない英語で会話をしていたプレッシャーから、私はおじさんにそれ以上取り入ることができず泣き寝入りをしてしまいました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

今考えれば、おじさんは悪気があったのではなく、もしかしたら単純に間違えてしまったのかもしれません。しかし、今後は現金を受け取ったあと、すぐにその場で自分でも金額を確認し、取引を完了させるべきだと反省しています。