プラハの街中の両替所で両替をしようとした時のトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
チェコ、プラハ
あなたが旅行に行った年月
2006年12月
あなたが旅行に行った回数
20回以上
あなたの年齢、性別、職業
37歳、女性、専業主婦
一緒に旅行に行った人の人数
3人
トラブル体験をした場所
プラハ市内の両替所の前
トラブル内容
2006年の年末、私達3人はチェコのプラハで新しい年を迎えようと旅に出ました。
到着したのは12月30日。空港で外貨両替をしてこなかった私達はまず街中にある外貨両替所へ向かいました。
クリスマスも終わり、街の雰囲気は新しい年へのカウントダウン一色。賑わう大勢の観光客の波をすり抜け一つの両替所を発見。
しかし「ここしか両替所はないのか?」と言わんばかりの長蛇の列。
観光客の多い時期だから仕方ない、と最後尾に並ぼうとしたその時に一人の中年男性が近づいてきて言いました。
「君たちチェココルナに両替したいの?」突然の声かけに私達は驚きを隠せずポカーン。すると続けて男性が「僕が両替してあげるよ、この長蛇の列じゃ待つのは寒いし時間がもったいない」と。
思わず3人で顔を見合わせ、それじゃあっと合計3万円を両替してもらいました。
旅行が好きでユーロは見慣れていましたが、チェココルナは初めて目にしたからかまるでオモチャのお金のようでした。
現地通過も手に入れ、さっそく観光しようとしたところ、今度は若い男性がものすごい勢いで私達のところへやって来ました。
とても早口の、しかも英語ではないどこかの言葉で一方的に何かを言われ、英語を話せるか聞きましたが話せないらしく、結局何を言いたかったのか分かりませんでした。
ごめんねっとその場を去り、私達は呑気に「あの人も両替したかったのかな~」などど話しながらお土産を見にデパートへ。全員がお土産を選び終え、レジでお会計をしようとしたところ、、、まさかのトラブル発生!
レジのお姉さんが何か言っています。チェコ語は分からないから英語で話してもらうと、このお金じゃ支払いは出来ないとのこと。
いまいち状況が理解出来ない私達に彼女は呆れた顔で言いました。「あなた達のこの紙幣はフォリントよ」
私達は???状態。フォリントってどこの通貨?
フォリントはハンガリーの通過でした。
そうなんです、私達は両替をしてくれたあの中年男性に騙されたのです。
そして次に来た若い男性は私達に「両替しちゃダメだ、僕もあいつに騙されたんだ」と言っていたんだと気がつきました。
初めてのチェコ、そしてハンガリーに行った事のなかった私達はチェココルナとフォリントの紙幣の区別がつかず、フォリントに両替されてしまったのです。
この二つは桁がひとつ違います。当時のレートははっきり覚えていませんが今のレートで計算するとチェココルナは30,000円=5,196チェココルナ、対してフォリントは30,000円=85,800フォリント。本当ならば30,000円相当である5,196チェココルナをもらえるはずが、受け取ったのは5,196フォリント。急いでちゃんとした外貨両替所で両替をしてもらうと、30,000円が1,800円程になっていました。
当時は海外旅行に行くのはまだ3回目くらいでそれまで何のトラブルもなかった私達は完全に油断していました。せめてチェココルナの紙幣がどんなものか調べておけばよかったです。
今思うとあんなおじさん、怪しすぎて絶対信じないのに、、、結局その1,800円は3人のお茶代になりました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
信頼性の高い空港の両替所か銀行かで両替するべきだった(見ず知らずの他人を信用すべきではなかった)