マニラのニノイ・アキノ空港で両替をしようとしたときのトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
フィリピン・マニラ
あなたが旅行に行った年月
2013年 8月
あなたが旅行に行った回数
4回目
あなたの年齢、性別、職業
20代、男、大学生
一緒に旅行に行った人の人数
三人
トラブル体験をした場所
ニノイ・アキノ空港の両替所
トラブル内容
昔、まだ自分が小学生だったときに学校の夏休みを利用して、母たちと実家のフィリピンに帰省していた時の出来事です。当時まだ小学生だった私は、ひさしぶりに来るフィリピンの雰囲気と南国特有の匂いにこころ躍らせていたのを覚えています。
空港に到着後、母親に経験として外貨両替所で円からペソに変えてきなさいと無茶ぶりをされ、仕方なく一人でそこの両替所に向かった私は、一人で心細くかなり緊張していたのをおぼえています。当時のレートは覚えていませんが、五万円をペソに変えるためにそこの列に並びました。見ためは全くフィリピン人に似ていないため、かなりの視線をあびながら列に並んでいました。結構な時間がたち、やっと自分の番が来て「この円をペソに変えたいです」とカタコトの英語でそこのスタッフにお願いしました。しかし、思っていた反応が返ってこず、 「ハア?」とかなりの険しい顔で応対されました。訛りのせいで英語がなかなか通じず、なんども 「エクスチェンジ、プリーズ」といったのですが、なぜか通じず・・・ そこで後ろのアジア系の男性が間に入ってくれたおかげで、なんとか取り次いでもらえました。
何とも言えない気持ちで換金を待っていると、なんだかそのスタッフの様子がおかしく、こう言ってきました。
「きみはまだ若いからこんなにお金いらないよね?危ないから少し私がもらうね、チップ代だよ」
当時、英語の聞き取りは問題なかったのでこの言葉が聞こえてきたとき、頭に血が上る気分がしました。 ノー!ノー! といいながら、涙目でそのスタッフへ言ったのですが、当の本人はヘラヘラしながらそのお金をポケットにしまったのです。思わず泣きだしてしまい、周りになんとか助けてくれ人がいないかと見渡したそのとき、先に助けてくれたアジア系の男性がなんと日本語で声をかけてくれました。この男性は日本人のハーフの方で、日本語がはなせる方だったのです。必死に状況を説明したところ、その男性がそのスタッフに対応してくれることに・・・ しかし、スタッフはしらんぷり、どこ吹く風といったような態度で、しかも手で邪魔を合図するジェスチャーまでしてきたのです。 その男性も怒り、近くのセキュリティを呼びました。かなりの騒ぎになってしまい、どうすればいいのか戸惑っていました。すると、遠くからこちらを見ていた母親が急いで駆け寄ってきて、状況を母に説明しました。すると、母が烈火のごとく怒り、タガログ語・ビサヤ語を交えながらそのスタッフに詰め寄りました。セキュリティも、母とその男性の話を聞いていたので、ことは進み、そのスタッフはそこの外貨両替所からつまみだされました。
なんとか取られたお金も取り調べの後に回収することができ一件落着かとおもったのですが、母親の機嫌かなりわるくなってしまい、あまりよくない旅行のスタートとなってしまいました。
お読みの皆さん、現在はそのようなことはまずニノイ・アキノ空港では起きませんが、英語が話せる人を仲介して換金所を利用しましょう。お金関係のトラブルは海外にはつきものです。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
母親とともに外貨両替所に行くべきであった。または英語が話せる人に頼べば良かった。