旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国

あなたが旅行に行った年月

2000年7月

あなたが旅行に行った回数

6回目

あなたの年齢、性別、職業

51歳、女、保育士

一緒に旅行に行った人の人数

3人

トラブル体験をした場所

大連空港の両替所

トラブル内容

それは私の結婚前の家族旅行であり、父が幼少期過ごした大連の別荘跡周辺を確認したいという思いから企画された旅行でした。その時の旅行は、父がこの先生きている間にもう海外旅行などへは行けないということで、最期に叶えたい夢だった大連への旅行でした。

行きたい場所に行き、見たいものを見て、食べたいものを食べるという少し贅沢な旅行で、ツアーではなく、個人手配で三泊四日の旅行を手配しました。海外に行った経験のある家族はその時私だけだったので、色んな手配やら荷物の算段やらで大変でしたが、親のお金で行かせてもらう大名旅行のワクワク、しおりを作ってみたり準備から楽しんでいました。

アテンドしてもらうことになっている大連の方とは大連空港で会うことになっていて、当日は直行便がないとのことで、関西空港から福岡空港へ飛んで、そこから大連に渡りました。

いつも海外に行く時のお金の準備は細かく必要経費を見積もって出します。そして、大体カードでいける分と現金で持ち歩く分とに分けて計算します。そして、外貨両替は関西空港ではなく現地で行うことにして、出発。

テンションも上がり、いよいよ大連の街が見え始め、空港に到着しました。飛行機から待ち合いに行くまでの間に銀行の外貨両替のコーナーがあったので、迷わず向かいました。手数料とレートを確認して五万円分出すと帰ってきた元がなにやらおかしい。一万円ほど合わない。その場で紙に書いて計算したらやっぱり足りない。

「え?なんで?銀行なのに?」
私はわりと誰とでも仲良くなる方だし、信用してしまう方ではあるが、海外に出る時は信用し過ぎないということを思って出ることにしています。でも、銀行??1番信用なかったらダメな所なのでは?

対応した銀行員(?)に聞くと合ってると言う。いやいや、そんなはずない、渡された元を見せて、もう一度紙に書いて説明してみたけれど、その銀行員は納得せず。私も引き下がらず。そこで、「上の者を出してほしい」と言うとそこで突っかかってこられたので、私の後ろは長い列になっていたのですが、こうなったら絶対に引き下がらないと腹に決め、何度も「上司を出せ」と言い続けました。

すると察したのか、奥からきちんとスーツを着た男性が出てきて私の話を聞き、お金が合ってなかったことについては謝罪はありませんでしたが、お金は返してもらえました。

最初に対応したのは本当に銀行員だったのか、それとも身なり的にもアルバイト的な人だったのかわかりませんが、たとえ銀行だとしても日本以外の国では信用し過ぎないことが、トラブルを避ける1つであるということをこの時に学びました。

旅の始まりに起きた嫌な出来事でしたが、アテンドの現地の方でさえ、「そういうことはある」と仰っていました。その場で正したことで、その後は楽しい旅行になりましたが、やはり、疑いの目も持っておいた方が良いと思いました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

旅行に行く前に国内で両替するか、入国してからメインバンクに行くべきだった