タイのバンコクで深夜にATMで換金しようとした時の事件
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
タイ バンコク
あなたが旅行に行った年月
2023年2月
あなたが旅行に行った回数
5回目
あなたの年齢、性別、職業
21歳、女、学生
一緒に旅行に行った人の人数
15人
トラブル体験をした場所
タイのバンコクのATM
トラブル内容
タイへは約一週間の滞在であった。初めてのタイに私と友人はとてもワクワクしていた。タイの通貨バーツはタイ以外では使われていない。旅の間、食事などは基本的にカードを利用していたので、現金はあまり持っていなかった。
旅も終盤に差し掛かった夜9時ごろに友人とローカルなお店で飲みなおしたいという話になったが、二人とも現金を持ち合わせていなかった。私はその前日に現金とカードとお土産を一式なくし、友人からお金を借りていたということもあり、私が現金を下ろすことにした。時間的に外貨両替所はしまっていたので、ATMで下ろすことに。手数料が高額であることは承知の上で、海外のATMを使うという面白さも含め日本円にして800円程度払って下ろした。
タイは日本に比べて圧倒的に物価が安い。そして、翌日に帰国を控えていた。だから、5000円程度下ろせば十分であった。タイのATMは日本のものと似たような見た目をしていたが、完全な外でむき出しの状態であった。そこもタイらしいといえばそうである。なんだか気分が上がった。日本語の設定があったので、日本語にして画面の指示通りに、ただよくは読まないで…私はひたすらに画面を進めた。
カードを入れ、暗証番号を入力し、いよいよ引き出したい金額を入力する場面に。この時の私の脳内では完全に日本の感覚だった。そして画面に従って勢いよく5000の文字を押した。5000円くらいあれば足りるよねといいながら。そして、出てきたのは…5000バーツ。当然といえば当然である。だってここはタイなのだから。5000を選択すれば出てくるのは5000バーツなのである。
受け取った直後の私はそれを理解するのに数十秒かかった。お金を確認する。手元には5000バーツ。日本円にして約2万円。今夜は大変豪勢な外飲みが出来そうだ。ローカルなお店で使ったのは、150バーツのビール2本と40バーツのおつまみ。計340バーツ。1500円にも満たないが私たちはとても満足していた。これがタイのローカルなお店での楽しみ方である。これが本旅行最大のトラブルだった。
友人にお金を返し、翌日もなくしたお土産の分を購入したり、ローカルなお店でジュースやご飯を買ったりしたが、さすがに5000バーツを使い切るということは不可能に近いものだった。5000円を使っただけよしとしよう。もともとの予定通りの金額を使い切るので精一杯だった。結果、1万5千円分のバーツはいつになるか分からない次のタイ旅行までお預けになった。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
日中に両替しておくか、きちんと翻訳して読んでから換金すべきだった。