イタリア、ベネチアのホテルで外貨両替して失敗した話
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
イタリア、ベネチア
あなたが旅行に行った年月
2013年2月
あなたが旅行に行った回数
5回目
あなたの年齢、性別、職業
36歳、女性、医療業
一緒に旅行に行った人の人数
8人
トラブル体験をした場所
ベネチアで宿泊したホテル
トラブル内容
初めてのイタリア旅行で、フィレンツェを観光した後、ユーロスターでベネチアへ向かいました。日本で、ある程度のユーロを両替して所持していたのですが、旅行の際はベネチアの仮装カーニバルの日でした。屋台などが出たり、お祭りの中で予想以上にお金を使うこともあるかと思い、人ごみの中で外貨両替が可能な施設を探すのも大変だと思い、その夜に宿泊する予定だったホテルにチェックインした際に、転ばぬ先の杖と思い、私と主人の二人分の外貨両替を、ホテルのフロントスタッフにお願いいたしました。
スタッフは、私たちの申し出を快く了承してくださり、すぐに両替した金額を持ってきてくださいました。その時は、二人分で、またカーニバルに行く前で気持ちが高揚していたということもあり、あまり中身や詳細な金額を確認せずに受け取ってしまったのですが、後から冷静になって計算すると、どうも当時のレートよりいくらか少なく感じました。
私たち日本人にとっては、なじみのない文化ですが、ヨーロッパなどでは、そういったサービスを受けた際にチップを支払う習慣が当たり前にあります。したがって、おそらく両替の手数料という感じで、チップを差し引いた分を手渡されたのではないか、とあとから気づきました。日本ではフロントサービスのほとんどが、当たり前に無料で受けられるサービスであり、また有料の場合は必ずお客様に一言断りを入れ、了承を得てからサービスを施行するのがごく一般出来だと思っています。
郷に入っては郷に従えということばがあるように、ヨーロッパの地域ではチップサービスは当たり前ですから、今回はホテルで外貨両替を頼むより、事前に日本でもう少し余裕をもって両替していく、もしくは空港などで両替を済ませてから移動をするべきだったと思いました。もちろんチップとして差し引かれた金額は、微々たるもので、大きなトラブルとは言えないと思いますが、大きな出費も伴う海外旅行では、そのわずかな金額にも気を配っておくべきだったと思っております。
ちなみに、カーニバルは予想以上に素晴らしく、外貨両替を済ませたおかげで、私たちはお金が足りなくなってトラブルになることもなく、純粋に旅行を楽しめたので、今回のことは、良い勉強の代金になったのだと思い、今後同じような地域へ旅行する際は、あらかじめ準備を済ませてから旅立つようにしようと胸にとどめております。
皆様も、旅先で思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、その国の文化については十分に把握してから出発なさってくださいね。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
信頼性の高い空港の両替所で両替するべきだった