ロサンゼルスで両替をしようとして…まさかのトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
アメリカ、ロサンゼルス
あなたが旅行に行った年月
2018年8月
あなたが旅行に行った回数
1回目
あなたの年齢、性別、職業
28歳、男、ITエンジニア
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
ロサンゼルス空港からホテルに向かうまでの両替所
トラブル内容
私は28歳のITエンジニアで、英語の勉強を始めてまだ日が浅いです。TOEICは500点くらいでしょうか。
2018年の夏、ようやく重い腰を上げて初めての海外旅行に出かけることにしました。
行き先はアメリカのロサンゼルス。
映画の舞台になるあの街を歩けると思うと、出発前からワクワクが止まりませんでした。
飛行機を降りて、LAXの到着ロビーに立った瞬間、海外に来たんだという実感が湧いてきました。
でも同時に、不安も襲ってきました。
「やばい、英語ちゃんと通じるかな…」
とりあえず、手持ちの日本円をドルに両替しないといけません。
空港内を歩き回って両替所を探しましたが、どこも長蛇の列。
「まあいいか、ホテルに向かう途中で両替すればいいや」そう思って、タクシーに乗り込みました。
今思えば、ここで少し待ってでも空港の公式両替所を利用すべきでしたね。
ホテルに向かう途中、運転手に外貨両替できる場所を聞いてみました。
「Hey, do you know…えーと…where I can…exchange money?」
発音が怪しかったですが、なんとか通じたみたいです。
運転手は「ああ、いいところ知ってるぜ」と言って、車を路地に曲げました。
車が止まったのは、小さな両替所でした。
看板には「BEST RATE! NO COMMISSION!」と書いてあります。
「ラッキー!手数料なしか」と思って店に入りました。
中には、髭面の大柄な男が立っていました。
笑顔で「What can I do for you?」と聞いてきましたが、なんだか胡散臭い雰囲気です。
でも、ここまで来たし両替するしかありません。
「I want to…えーと…exchange yen to dollar」
「OK, how much?」
「50,000 yen」
男は電卓をたたき始めました。
「OK, I can give you…430 dollars」
「えっ、それって少なくない?」と思いましたが、為替レートがよくわからなくて確信が持てません。
不安になって「Is that…えーと…good rate?」と聞いてみました。
男は「Of course! Best rate in LA!」と豪快に笑いました。
胸に「MANAGER」と書かれたバッジをつけているし、大丈夫かな…と思いつつ、50,000円を渡しました。
男は奥に引っ込んで、しばらくして戻ってきました。
「Here’s your 430 dollars. Have a nice day!」
外に出て、落ち着いて計算してみたら、愕然としました。
当時のレートだと50,000円は450ドルくらいのはず。
それに「NO COMMISSION!」って書いてあったのに、明らかに手数料取られています。
事前に為替レートをしっかり確認しておくべきでした。
そうすれば、このような事態は避けられたかもしれません。
タクシーに戻って、スマホで調べてみたら、その両替所の評価が散々でした。
「詐欺だ」「レートが最悪」「二度と行くな」…そんなコメントばかり。
がっくりして、ホテルに着いたら、フロントで正規のレートを確認。
やっぱり騙されたんです…。20ドルも損しました。
金額は大したことないですが、こんな形で海外デビューするなんて…。
悔しさと情けなさでいっぱいになりました。
その夜、ホテルの部屋で考えました。
「もっと準備すべきだった。事前に為替レートを確認して、計算機を用意しておくべきだった。怪しい店には近づかないこと。空港の公式両替所を使うべきだった」
このトラブルから学びました。
海外では油断大敵。
でも、これも良い思い出になるのかな…。
次は絶対騙されない!そう誓って、ベッドに潜り込みました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
事前に為替レートを確認しておく、計算機を使う、怪しい店で両替しない