イタリア、ローマで起きた外貨トラブル

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イタリア、ローマ

あなたが旅行に行った年月

2023年5月

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

33歳、男性、ITコンサルタント

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ローマ市内の観光地近くの両替所

トラブル内容

昨年の初夏、私は一人でローマを訪れました。
歴史的な名所や美味しいイタリア料理を堪能するための旅行でした。
ローマに到着すると、その壮麗な街並みに圧倒されました。
コロッセオやフォロ・ロマーノ、バチカン市国など、見どころが数多くありました。

到着してすぐに空港で少額のユーロに両替しましたが、予想以上に観光スポットが多く、各所でお土産や食事を楽しむために市内での追加の両替が必要になりました。

観光地に近い両替所を見つけた私は、列に並びました。
そこは観光客で賑わっており、私は早く手続きを終えたかったため、深く考えずに順番を待ちました。
自分の番が来た時、持っていた100ドルをユーロに両替しましたが、渡された金額が少ないことにすぐ気付きました。
これはおかしいと感じ、その場で係員に確認しましたが、「手数料が高いのは普通です」と言われました。

外貨両替の手数料の表示は壁の端に小さく書かれており、ほとんどの人が気づかないようなものでした。
私は納得できず、再度確認を求めましたが、係員は「手数料は事前に告知している」と繰り返すだけでした。
さらに、手元に渡されたお釣りを確認すると、10ユーロ札の代わりに5ユーロ札が入っていることに気づきました。
再び指摘しましたが、係員は「間違いはない」と主張し、話を進めようとしませんでした。
ここで私の不信感がピークに達しましたが、言葉の壁もあり、それ以上追及するのは難しいと感じました。

観光地近くの両替所は観光客をターゲットにしたトラブルが多いということを、この出来事を通じて痛感しました。
結局、その場での対処は諦め、後日、信頼できる銀行で改めて両替を行うことにしました。
この経験は非常に不快であり、旅行の楽しさを少し損なうものでした。

旅行を計画する際に、私は常に細部にまで注意を払うようにしています。
しかし、このような予期しないトラブルが発生すると、旅の計画にどれだけ注意を払っても、完全には避けられないものだと感じました。
特に言葉の壁や文化の違いが影響する場面では、冷静な対応が求められます。

この経験から学んだことは、信頼できる場所で両替を行うことの重要性です。
空港や大手銀行の両替所は、手数料が高めでも透明性があり、安心して利用できることが多いです。
また、事前に手数料やレートを確認し、比較することで、不当な取引を避けることができます。
さらに、受け取った金額をその場で確認し、不足がないか確認することが大切です。
これは基本的なことですが、忙しい旅行中には見落としがちです。