旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ベトナム、ホーチミン

あなたが旅行に行った年月

2024年5月

あなたが旅行に行った回数

5回目

あなたの年齢、性別、職業

38歳、男、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

5人

トラブル体験をした場所

ホーチミン市内の両替所

トラブル内容

ホーチミンの賑やかな通りにある外貨両替所で、私はベトナムドンに両替しようとしました。

店構えはこじんまりとしていながらも、多くの観光客が訪れており、安心して両替できると感じました。
窓口に日本円を手渡すと、店員はにこやかに応対してくれましたが、渡されたベトナムドンを数えてみると、明らかに金額が足りません。
慌てて店員にその旨を伝えると、先ほどの笑顔は消え、言葉が通じないことを理由に、私の主張を聞き入れてくれません。
周囲には他の客もおり、言葉の壁もあり、どうすれば良いのか途方に暮れました。

冷静になるために、一度両替所を出て深呼吸をし、再度店に戻りました。
そして、持っていたベトナム語のフレーズブック片手に、ゆっくりと丁寧に金額が間違っていることを伝えました。
すると、今度は別の店員が出てきて、電卓を叩きながら計算し始めました。
しばらくして、ようやく私の主張が通じ、不足していた金額を返してもらえましたが、この一件で、海外での両替は慎重に行う必要があることを痛感しました。

しかし、この出来事は序章に過ぎませんでした。
数日後、ホテルに戻り、持ち合わせのベトナムドンを数えてみると、またもや金額が合わないことに気づきました。
よく見ると、渡された紙幣の中に、偽札らしき紙幣が紛れ込んでいました。

慌てて両替所に向かい、状況を説明しましたが、店員はまたしても責任転嫁を始め、埒があきません。
周囲の客や通りすがりの人に助けを求めようにも、言葉が通じず、孤立無援の状態でした。
結局、警察に相談するも、証拠不十分で、泣き寝入りせざるを得ませんでした。

この経験から、私は海外旅行の際に、現地の通貨を扱うことの難しさを身をもって知りました。
両替所選びの大切さ、言葉の壁の恐ろしさ、そして、万が一トラブルに巻き込まれた際の対処の難しさ。
これらの教訓を胸に、今後の海外旅行では、より一層慎重に行動するつもりです。

特に印象に残ったのは、現地の人々の多様な反応でした。
一部の親切な人は、私の困っている様子を見て、通訳をしてくれたり、アドバイスをくれたりしました。
一方で、トラブルに巻き込まれた私を見て、楽しんでいるような素振りを見せる人もいました。
このような経験を通して、私は人間の多面性を感じると同時に、海外でのコミュニケーションの難しさ、そして、言葉の壁がいかに人を孤立させるかということを痛感しました。

また、この出来事を通して、私は旅行保険の大切さを改めて認識しました。
もし、高額な偽札を渡されていた場合、旅行保険に加入していれば、ある程度の補償を受けることができたかもしれません。
海外旅行に行く際には、必ず旅行保険に加入することをおすすめします。

今回の経験は、決して良い思い出ではありませんが、貴重な教訓となりました。
海外旅行は、素晴らしい経験となる一方で、様々なリスクも伴います。
事前にしっかりと準備を行い、万が一の事態に備えることが大切です。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

信頼性の高い空港の両替所で両替するべきだった