旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ベトナム、ハノイ

あなたが旅行に行った年月

2015年頃

あなたが旅行に行った回数

2回目(当時)

あなたの年齢、性別、職業

30歳、女、主婦

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ハノイ市内の銀行

トラブル内容

これは、私がベトナムへひとり旅に行った時に遭遇した、外貨両替のトラブルに関するエピソードです。

当時大学生だった私は、海外旅行経験がほとんどありませんでしたが、バックパックでひとり旅をすることに憧れていました。
一念発起し、ベトナムのハノイへ飛び立つことにしました。

旅行前には、はじめての海外ひとり旅、しかも、女性のバックパック旅行ということもあり、入念に準備をしていました。
その一環として、最新年度版の某定番旅行ガイドブックを購入して熟読していたところ、どうやら現地での外貨両替の方法はよく考えたほうがいいということが分かりました。

例えば、定番どころだと、街中の外貨両替所はレートが悪いのでむやみに使うべきではないとか、両替後の金額が正しいかはきちんとその場で確認するべきだとか、損をしないためにはどうするか、ということが書いてあったと思います。
加えて、その本には、現地ではベトナムドンではなくアメリカドルが多く使われているということが書かれていました。
これを知った私は、現地通貨だけを持っていて決済ができなかったら大変困る、両方の通貨を手に入れたほうが安心だ、と思いました。

そこで、現地に到着後、市内の銀行へ行き、日本円をベトナムドンとアメリカドルの両方に両替しました。
その時、窓口でアメリカドルへの両替をしたいことを申し出ると、カウンターを変わるように言われるなど、あまりスムーズに手続きができず、少し違和感がありましたが、無事に両方の通貨を得ることに成功しました。
銀行のカウンターは、街中の両替所と比べて、広く落ち着いた環境の室内でしたので、安心感がありましたし、両替手続き自体は明朗で問題ありませんでした。

しかし、観光をしている中で、支払いをしようとすると、なかなかアメリカドルで決済できる場所がなかったのです。
手持ちの日本円はベトナムドンとアメリカドルにほぼ均等に両替してしまったので、どんどんベトナムドンばかりが減ってしまい、支払いに使えないアメリカドルだけが手元に残ってしまいました。

さすがにおかしいと思い、ホテルの方に聞いてみたところ、以前はベトナムの市内でもアメリカドルで支払いが出来たことは確かだが、政府の方針(とおっしゃっていたと思う)が変更したことにより、あまり使えなくなってしまったということでした。

結局、手持ちの現金が減ってしまったため、アメリカドルを再度ベトナムドンに両替し直すという、ムダな手数料の払い方をする羽目になりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

経済が発展途上で変化の早い国に行くときは、ガイドブックの情報が古い可能性もある。
外貨両替時は、窓口の方に現地で支払いに使える通貨を確認しておく。