旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

タイ、バンコク

あなたが旅行に行った年月

2023年7月

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

28歳、女性、フリーランスライター

一緒に旅行に行った人の人数

友人2人

トラブル体験をした場所

バンコク市内の闇市場

トラブル内容

バンコクの喧騒に包まれた夜、私たち3人は地元の人々で賑わう闇市場を探索していました。
露店が立ち並ぶ狭い路地を進むうち、ふと目に入ったのは「外貨両替」の看板。
日本円からタイバーツへの両替が必要だった私たちは、その場所に足を止めました。

店主は笑顔で私たちを迎え入れ、「最高レートで両替します」と流暢な英語で話しかけてきました。
その親切そうな態度に安心し、私たちは日本円を差し出しました。
しかし、その瞬間から不穏な空気が漂い始めたのです。

店主は素早い手つきでお金を数え始めましたが、その動きがあまりにも速く、私たちには正確に追うことができませんでした。
そして、彼が差し出したタイバーツを受け取った時、何かがおかしいと感じました。

私たちは慎重に金額を確認し始めましたが、店主は急に態度を変え、「もう終わりだ。次の客が待っている」と私たちを急かし始めました。
その圧力に負けそうになりながらも、私たちは粘り強く数え直しを続けました。

すると案の定、受け取ったタイバーツの金額が明らかに少ないことが判明したのです。
私たちが抗議すると、店主は突然、怒り出しました。
「お前たちが間違えているんだ」と声を荒げ、周りの人々の注目を集めるほどの大声で叫び始めたのです。

その場の雰囲気は一変し、私たちは恐怖を感じ始めました。
闇市場の奥深くで起きているこのトラブルに、誰も助けを求められそうにありません。
店主の威圧的な態度に押され、私たちは不当に少ない金額で妥協せざるを得ませんでした。

市場を後にする際、私たちは言いようのない後悔と怒りを感じていました。
この経験から、私たちは海外での外貨両替の危険性を痛感しました。
安易に路上や怪しげな場所で両替をすることの危険性を、身をもって学んだと、私自身は感じています。

この出来事は、私たちの旅行の思い出に暗い影を落としました。
しかし同時に、貴重な教訓ともなりました。
外国での金銭的なやりとりには細心の注意を払うべきこと、そして何よりも、自分の直感を信じることの大切さを深く学ぶことができたと、個人的に考えています。

このトラブルは、バンコクという都市の光と影を如実に表していました。
活気に満ちた市場の裏側に潜む危険性を、私たちは身をもって体験したのです。
しかし、この経験によって、私たちは旅行者としてより賢明になれたと信じています。
結論としては、正規の銀行や空港の両替所を利用するべきでした。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

事前に現地の為替レートを調べ、計算機を用意して、その場で正確に計算するべきでした。
怪しいと感じたら、きっぱりと断る勇気も必要でした。