旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

タイ、バンコク

あなたが旅行に行った年月

2019年7月

あなたが旅行に行った回数

約50回

あなたの年齢、性別、職業

48歳、女、自営業

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

バンコク市内の両替所

トラブル内容

とにかく海外旅行が好きな私は、これまで何度も海外旅行に行き、現地での外貨両替にも慣れているつもりでした。
そんな慢心と油断がこのトラブルを引き起こしたのだと大いに反省しています。

それは20数回目のバンコク旅行時のトラブルです。

タイは観光立国のため、バンコク市内に両替レートのよい両替所が多くあります。
中には悪質な両替所もありますが、何度か通ううちに信頼性が高く、両替レートがよい行きつけの両替所ができました。

空港の両替所は信頼性は高いのですがレートが悪いため、いつも空港の両替所で市内への交通費分くらいを両替し、バンコク市内に行ってから行きつけの両替所で旅の予算をまとめて両替するのがルーティーンになっていました。

その行きつけの両替所はいつも旅行客で込み合っていて、スタッフは皆、ユニフォームとして緑色のポロシャツを着ています。
私が両替所に近づくと、両替え待ちの列が見えました。
すると、緑色のポロシャツを着た男性が「両替所は今混んでいるよ。今度新しい建物を増設しているから、こっちで両替しても一緒だよ」と声をかけてきました。

男性スタッフは緑色のポロシャツを着ていたので、私は疑うことなく隣の建物の両替所について行き、両替をしました。
両替所内は、両替レートが書いた掲示板もなく、スタッフも少なく、薄暗い感じはしましたが、私はまだ移転したばかりで出来上がってないのだろうと勝手に都合の良いように解釈していました。

他に両替をするお客さんもいなかったので、すぐに両替えが済みました。
両替後にレシートが出てこないため、レシートを要求するとスタッフは「無い」と一言。

不思議に思い、よく見ると格段に悪いレートで両替がされていました。
慌てて電卓でレートを何度か再計算しましたが、明らかにおかしな額です。

この時、初めて騙されていることに気が付き、冷汗が出てきました。
レートがおかしいと抗議し、両替を取りやめる申し出ましたが、「もう両替が済んでいるから返金できない」の一点張りでした。

押し問答の末、あきらめて両替所を出ると、案内してくれた男性スタッフの緑のポロシャツは緑色なだけで、どうして最初に気が付かなかったのか不思議なくらい全く違うデザインでした。

よく確認もせず、声をかけられた知らない人に付いていくという初歩的なミスでした。
旅行ガイドブックの注意書きにも一番に書いてあるようなトラブルに引っかかってしまった悲しい思い出です。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

慣れている場所でもよく確認してから行動すべきでした。