旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

タイ バンコク

あなたが旅行に行った年月

2023年11月

あなたが旅行に行った回数

5回目

あなたの年齢、性別、職業

45歳 男性 会社員

一緒に旅行に行った人の人数

3人

トラブル体験をした場所

バンコク サイアムエリア

トラブル内容

バンコク3日目の夜、サイアムセンター付近でショッピングを楽しんだ後のことでした。
翌日のアユタヤ遺跡ツアーの支払いのため、日本円からタイバーツへの外貨両替が必要になりました。
時間はちょうど20時頃で、まだ周囲は買い物客で賑わっていました。

大通り沿いに明るい照明で営業している両替所を見つけ、デジタルボードに表示されているレートが他の両替所と比べても遜色なかったため、利用することにしました。
私たち3人で5万円ずつ、計15万円を両替する予定でした。

最初に私が5万円を両替しようとした時、スタッフは笑顔で対応してくれました。
しかし、お金を渡して計算機で確認している間に、スタッフの態度が一変したのです。
早口の英語で説明しながら、手続きを急かすような素振りを見せ始めました。

違和感を覚えた友人がその場で電卓を使って計算してみると、表示レートよりも約500バーツ(約2,000円)も少ない金額しか受け取れないことが分かりました。
指摘すると、スタッフは「手数料が含まれている」と説明しましたが、店頭には手数料に関する表示は一切ありませんでした。

さらに、私たちが納得できないと伝えると、店の奥から別のスタッフが2人出てきて、「これが当店の正規のレートだ」と主張し始めました。
その間にも周囲には現地の人らしき数人が集まってきて、次第に威圧的な雰囲気になっていきました。

観光ガイドブックで読んでいた両替トラブルの注意事項を思い出し、スマートフォンで警察の緊急番号を表示しながら「警察に通報する」と伝えました。
すると、態度が一変し、「お客様の言う通りです」と、表示レート通りの金額に訂正してくれました。

結果的には適正な金額で両替できましたが、夜間の路面店での両替は非常に危険だと痛感しました。
特に複数のスタッフに取り囲まれ、周囲にも人が集まってきた時は、本当に怖い思いをしました。

私たちは運良く対処できましたが、観光客を狙った同様の手口が横行しているのではないかと考えると、とても心配になりました。
タイは親日的な国で、ほとんどの場面で親切にしていただいただけに、この経験は非常に残念でした。

後から考えると、空港での両替レートが良くなかったため、市内での両替を選択しましたが、これは大きな間違いでした。
多少レートが悪くても、安全な場所で確実に両替するべきでした。この経験以来、バンコク滞在中は空港やホテル内の両替所のみを利用し、安全に旅行を終えることができました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

事前に空港や大手ホテル内の両替所のレートを確認し、そちらを利用するべきでした。
夜間の路面店での両替は避け、営業時間内の信頼できる施設で両替するべきでした。
少額で両替レートを試してから、大きな額を両替するべきでした。
その場での両替を急がず、困った時のために近くの警察署の場所も確認しておくべきでした。
スマートフォンの両替計算アプリを準備しておき、その場で正確な計算ができるようにするべきでした。
現地の両替事情について、事前にガイドブックやインターネットでしっかり調べておくべきでした。
急いで大金を両替する必要がないよう、計画的に両替を行うべきでした。
警察への通報方法や大使館の連絡先なども、事前に確認しておくべきでした。