旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

シンガポール、チャイナタウン

あなたが旅行に行った年月

2024年1月

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

28歳、男性、IT技術者

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

チャイナタウンの路地裏にある両替所

トラブル内容

出張の合間を利用してシンガポールのチャイナタウンを訪れた際、現地通貨が不足したため両替を行うことにしました。
事前調査では、チャイナタウンには多くの両替所があり、比較的良いレートで外貨両替が可能だと理解していました。

ホテルから徒歩15分ほどの場所にある両替所を見つけ、10万円の外貨両替を依頼しました。
店内には数人の客がおり、特に怪しい様子もなかったため安心していました
。しかし、両替時に提示されたレートは事前に調べていた相場よりもかなり低く、違和感を覚えました。

私が計算機で確認しようとすると、店員は素早く紙幣を数え始め、急かすような態度を見せました。英語で説明を求めましたが、店員は早口で意味の分からない説明をし、レシートも発行せずに取引を終わらせようとしました。

冷静に考えると、正規の両替所であれば必ずレシートを発行し、レートも明確に提示するはずです。私は取引を中止し、紙幣の返却を要求しました。
店員は不満げな表情を見せましたが、最終的には日本円を返却してくれました。

後日、現地の警察に状況を報告したところ、その地域では無許可の両替所による詐欺的な取引が度々報告されているとのことでした。外貨両替トラブルを回避するためには、事前に正規の両替所の場所と営業時間を確認し、取引時には必ずレシートの発行を求めることが重要だと実感しました。

この経験から、以下の教訓を得ることができました:

両替前に必ず複数の両替所のレートを比較確認する

レシートの発行が可能か事前に確認する

急かされても慌てず、金額をしっかりと確認する

少しでも不審に感じたら、きっぱりと取引を中止する

可能な限り、空港や大手ホテル内の正規両替所を利用する

このトラブルは、私の海外での金融取引に対する認識を大きく変えるきっかけとなりました。便利さや良いレートに惹かれて安易に路地裏の両替所を利用するのではなく、安全性を第一に考えて両替場所を選ぶことの重要性を学びました。

また、この出来事を通じて、海外での金融取引においては、言語の壁を乗り越えて自分の権利を主張することの大切さも実感しました。たとえ英語力に自信がなくても、おかしいと感じたことはしっかりと伝え、必要に応じて取引を中止する勇気を持つことが重要です。

今後は、海外出張や旅行の際には、必ず事前に現地の両替事情を調査し、信頼できる両替所のリストを作成してから渡航することにしています。
また、緊急時に備えて、複数の決済手段を用意しておくことも欠かせません。
このような備えがあれば、たとえトラブルに遭遇しても冷静に対処できると確信しています。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

正規の両替所かどうかを確認し、取引前にレートとレシート発行の可否を確認するべきでした