ミャンマーのヤンゴンで外貨両替したときのトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ミャンマー、ヤンゴン
あなたが旅行に行った年月
2005年5月くらい
あなたの年齢、性別、職業
46歳、男性、会社員
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
ヤンゴン市内の両替所
トラブル内容
ミャンマーに出張した際のことです。その当時、ミャンマーでは、公的な為替レートと民間の為替レートがあり、民間の為替レートがありました。銀行で外貨両替をすると公式レートが適当されます。ただ、民間の両替商も多く存在し、そこで両替すると民間レートが適用されました。民間レートは公式レートの3倍くらいでした。つまり、公式レートで1円が4チャット(ミャンマーの通貨単位:Kyat)なのが、民間レートだと12チャットくらいでした。なお民間の両替商はその当時は違法でしたが庶民は外貨を手に入れると、当たり前ですがみんなこっちで両替をしていました。私も両替が必要な時はその当時現地で雇用していたドライバーのツテをたどって民間の両替商で両替をしていました。なお、民間の両替商との取引はあくまで違法行為なので、私が普段利用していた両替商もアパートの一部屋にありました。
両替をしたい時は、アパートの下に到着したら電話をかけます。するとアパートの窓が開いて、両替商が周辺を見渡し、警察などがいないことを確認したら両替商から電話が鳴ってようやくアパートの中に入れる、という感じで非常に厳戒態勢の中、取引は行われていました。ですので、事前にアポを取っておく必要があります。ただ、その時は急にKyatが必要になり、両替商にアポを取ろうとしたのですが取れませんでした。仕方なく、私とドライバーは繁華街で両替商を見つけることにしました。ただ、繁華街では警察に見つかりやすい、また怪しい両替商がいるので危険だ、とドライバーは話してくれました。ただ、早急にKyatが必要だったこともあったので、声をかけてきた両替商(ミャンマーでは町を歩いていると両替商が多く声をかけてきます)と取引をすることにしました。
今まで取引していた両替商は100Kyat札でお金をくれたのが、その両替商は小さな紙幣しかないと言ってきました。その際400ドルくらい両替したので、小さな紙幣の札束を渡されました。一応途中まで数えたのですが、時間がかかりすぎたので全ての紙幣を数えることはできませんでした。一応大丈夫かな、と思い、その場を後にしました。しかし事務所に戻ってお金を再度数えると50ドル相当のKyatが足りません。慌ててその繁華街に戻り、両替商を探しましたが、もちろん見つかる訳はありませんでした。ドライバーも「自分がちゃんと確認しなければならなかった。失敗した」とすごく悔やんでいました。婚外額もそれ程大きくはなかったですが、ちょっとした油断が招いたトラブルですごく後悔しました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
やはり信用できない場所では両替しないことが重要です