中央アジアへ旅行に行く際の外貨両替に関する注意
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ウズベキスタン、キルギス
あなたが旅行に行った年月
2015年8月
あなたの年齢、性別、職業
24歳、女、OL
一緒に旅行に行った人の人数
5人
トラブル体験をした場所
キルギス空港内にある両替所
トラブル内容
大学卒業旅行として中央アジアのウズベキスタンとキルギスへ男友達3人+女友達1人+私の合計5人で旅行へ行きました。あまり知名度が高くない地域ですが、歴史を専攻していた我々にとって、シルクロードがあった国ということで、楽しく旅行をしていましたが外貨両替に関するトラブルがありました。まず、ウズベキスタンで全員持っていたドルをウズベクスムに両替。それが1つ目の間違いでした。
その後、ウズベキスタンのタシュケントから飛行機でキルギスのビシュケクへ。フライトが変な時間にしかなく、着いたのは夜の12時少し前でした。税関を通り、タクシーの運転手の激しい呼びかけを無視し、空港内にある小さい両替所へ向かいました。もう閉まりかけていたところをぎりぎり滑り込みセーフで、みんな5人とも持っていたウズベクスムをボンっと台の上に出しました。このウズベクスムというのが、10万スムで30ドルほどの価値しかないという状況です。ですので、我々が出したのは30cmの高さはある札束です。そこで困ったことに、まず、そこで働いている人が英語がほとんどできない!そして「ウズベクスムは扱っていない」と下手な英語で言って、看板を指します。確かにウズベクスムとキルギスソムのレートが書いていません。ドルももう手持ちが全くなく、我々が持っているのはウズベクスムだけなので、ここでどうにかしてキルギスソムへ替えないと、市内へ行くタクシーにすら乗れないので必死です。1000枚以上の札を持っていましたので(それでもドル換算では60ドル程度の価値がない)「どうやって数えるんだ!」と言って怒っています。そこに複数のタクシー運転手がやってきて「俺の車に乗ってけ」的なことを言ってカオスになり、わけがわからない状態に。なんだかよくわからないうちに両替所のスタッフは怒って帰ってしまいました。
飛行機でたまたま一緒になった在キルギスの日本人の方が助けて下さったので、その日はなんとか市内までたどり着け、翌日市内の両替所でウズベクスムからキルギスソムへなんとか両替ができました。でもまさか、ウズベキスタンというキルギスにとって隣国の通貨を、キルギスで両替があまりされていない、あっても非常にレートが悪いということは思いもしませんでした。(在キルギスの日本人曰く、この2か国間ではほとんど経済的・人的交流がないとのことでした。)言わば、韓国で日本円からウォンに両替できないというような感じです。ちょっと信じられないですよね。つまるところ、事情もよく知らない国へ日本と同じ感覚で行っては、このように痛い目に合うということです。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
複数国回る際は、手持ちのお金をいっきに1か国目の通貨へ両替せずに、必要な額だけをドルか円で取っておく。