バリ島で両替しようとした時のトラブル

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インドネシア・バリ島

あなたが旅行に行った年月

2015年8月

あなたが旅行に行った回数

15回以上

あなたの年齢、性別、職業

25歳、女性、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

2人で

トラブル体験をした場所

バリ島・クタ市街の両替所

トラブル内容

当時付き合っていた彼氏と2人で、夏休みに浮かれ気分でバリ島へ旅行に行ったときのことです。思いの外現金が必要な場面が多く、到着初日に追加でいくらか両替をしようということになりました。

ホテルからほどなく歩いたところに、”MoneyExchange”と書いた看板が。レートを確認すると、空港とあまり変わりませんでした。彼氏が早速両替を依頼しようとしましたが、わたしは引き止めました。わたしは両替所のお兄さんに聞きました。「両替手数料は込みですか?」そうです、ガイドブックには、「街中の両替所は提示レートとは別に両替手数料を請求してくることがある」と書いてあったのです。両替した後で、手数料として法外な値段を請求されてトラブルになると雰囲気も台無しです。お兄さんは首をすくめて「ええ、勿論」と言いました。少し安心して、そういうことならと2万円分両替をしました。バリは物価が安く、またこの両替所がホテルから近かったため、一気に多額を両替する必要はないと感じて、とりあえず2万円を替えたのです。2015年8月当時、1インドネシアルピア(IDR)=0.0082円程度。2万円で大体IDR230万程度になります。そもそも桁が違い過ぎて、非常に計算がしづらいのですが、念のためにわたしも彼も用心してiPhoneの電卓を叩きました。両替所のお兄さんが提示した金額と、私達が計算した金額が同じだったので安心して両替をしたのです。

ところが…。和やかに両替を済ませ、その場を去りながら紙幣を数えると、10万ルピー足りませんでした…。やられた。戻ってクレームを付けようかとも思いましたが、日本円にして800円程度のために引き返すのも面倒になり、しかも戻って指摘したところで渡したと言われるのがオチなので、泣き寝入りをしてしまいました。しかし絶対次の日に復讐をしようと彼と誓ったのです。翌日、私達はまた同じ両替所に行きました。同じお兄さんが笑顔で迎えてくれたので、私達はまた2万円の両替を依頼しました。手渡されたルピアの紙幣を目の前で数え、「10万ルピア足りない!」と主張したのです。するとお兄さんは諦めたような表情で、「じゃあこのレートでは両替できないよ。」と言いました。そもそも呈示されたレートは、10万ルピアをくすねる前提でのレートだったのです。結局、初日に騙し取られた10万ルピアを取り返すことは出来ませんでしたが、その両替所がお札を抜いているということが証明できただけでもスッキリしました。外貨両替はきちんとした銀行でやろう、というのが彼とわたしのルールになりました。今では良き思い出です。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替するなら銀行で。現金はその場でしっかりと数えること。