成田空港の両替所で両替をしようとした時に目撃したトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
イギリス、ロンドン
あなたが旅行に行った年月
2016年4月
あなたが旅行に行った回数
30回以上
あなたの年齢、性別、職業
40歳、女、事務員
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
成田国際空港第一ターミナル内の両替所
トラブル内容
海外旅行での外貨両替は、基本的に必要最低限の現金にすることを心がけているので、私自身がトラブルに遭遇したことは実はありません。クレジットカードがありますので、買い物は基本的にそれで済んでしまいますし、飲食もちゃんとしたレストランであればクレジットカードで完了です。ただ、行き先によってはチップをテーブルに置いていく必要がありますので、その分を考えて、なおかつクレジットカードが使えなさそうな場面(コンビニで水を買うなど)の為にどれだけあれば足りるか予測することが大事だと思います。
リサーチの仕方としては、その国のちょっとお高めのレストランでの一食分の現金かけることの滞在日数と自分の中で決めてます。30ヶ所以上旅行していますが、この計算方法で足りなくなったことはないです。むしろ旅行の最後に中途半端に余ってしまって、ユーロやドルであればまた使えるので取っておけますが、滅多に行かないもしくはもう行く事がない国の通貨だと、それをまた日本円に替えることでちょっと損したりすることの方がストレスだったりすることもあります。小銭だと両替もできずに、空港で軽食を買ったりバラマキ用のお土産にしたりもしますが、最終的には空港に設置してある募金箱か航空会社が行なっている募金に出すかのどちらかしか使い道がないですから。
さて、そんな私ですが、昨年成田空港の両替所でとっても面白い(と言っては失礼かもしれませんが)やり取りを目撃しました。私の前に並んでいた若いカップルさんが呼ばれて窓口に行き、フランスフランを日本円に替えようとしていました。ユーロが導入され、フランは確か2002年の2月に廃止されていたかと思います。それを「お金はお金なんだから替えられないはずがない」と粘るカップルさん。残念ですが、フランが廃止となったということは、それは「お金だったもの」であって現在はお金ではなくなってしまっています。それを両替所の方がとても丁寧に説明しているのですが、騙されていると思い込んでいるのか、ヒートアップしてしまったカップルさんの耳には届いておらず、両替待ちの列はどんどん長くなり、背後からイライラしている空気が漂って来てかなり険悪な感じになっていました。最終的には脇にどけられて、窓口とは別の職員さんが出て来てカップルさんにフランがユーロになった経緯から説明していました。ヨーロッパのユーロ圏の昔の通貨をタンス預金していたのを見つけた人がお金だってことで持って来て、でも廃止になってしまっているので両替できないということはこの人たちの事例だけじゃないんじゃないかと思い、なるべく使うことのなさそうな通貨は早めに日本円に戻しておこうと心に決めた出来事でした。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
通貨はある日紙くずに変わることもあり、事前にネットで為替レートを確認くらいもできるのでリサーチは大事