ドイツ国内の換金レートが悪すぎて質素倹約な旅になった話

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ドイツ

あなたが旅行に行った年月

2013年2月

あなたが旅行に行った回数

20回

あなたの年齢、性別、職業

26歳、男、フリーター

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ドイツ国内の両替所

トラブル内容

【出国前の換金】卒業旅行でドイツに行ったときのことだ。8泊10日の旅行にもかかわらず私は空港でわずか10,000円分のユーロ紙幣、約80ユーロを換金した。というのも以前アメリカに行った際、街中ではほとんどクレジットカードでの決済が可能で現金の必要性が無く、手元に余った外貨を再び換金するハメになるという経験があったからだ。つまり海外旅行ではクレジットカードで事足りてしまうのだろうと言う常識が自分の中に出来上がってしまっていた。ゆえに現金は大して用意せず、また必要になれば現地で換金すれば良いと考えていた。ちなみに換金は事前にインターネットで調査し、最もレートの良かった空港で換金した。

【クレジットカードが使えない】ドイツ入国後いきなり出鼻をくじかれた。到着が夕方だったので夕食を済まそうとレストランに入った。ビールとソーセージを注文しお会計を済ませようと伝票を貰うと約9ユーロだった。私はクレジットカードを使おうとしたら、なんと断られた。どうやら10ユーロ以上でないと使用出来ず、現金決済のみだそう。これ絶対早々に現金足りなくなる、そんな予感が頭を通り過ぎた。当時学生だった自分はお金に余裕があったわけではないので単価の高いものを食べてクレジットカードが使えても後に高額請求が来ることが容易に想像できたのでその手段は取らなかった、いや本能的にやらなかった。朝食は売店で買ったパン屋ホットドック単価が安いので当然現金で支払った。美術館や博物館はクレジットカードが使えるところが多くて助かった、がしかし当然ながら日を追うごとに現金が減っていく。そこで、万が一に備え両替所の場所とレートを確認しに行った。すると現実を疑いたくなる光景が広がっていた。

【悪すぎる換金レート】なんと日本で換金するよりも1ユーロあたり15円近く高かったのだ。冗談じゃない、まして手持ちの日本円もそう多くはなかったので当然その場で頭の中から”両替所で換金”の文字は消え去った。他に手立てがないか案を3つほど練った。まずはクレジットカードのキャッシング。両替よりは安く済むだろうと思った。だがATMを使用したときの手数料が上乗せされるため、両替とほとんど変わらないことがわかったので諦めた。次に現地で日本人を探し両替をせびること。しかし当時の私にそんな勇気はなかった。あとは両親に日本からお金を郵送してもらうこと。だが受け取れる場所や時間が限定的でさらにお金もかかるだろうと考えた。そんなこんな考えていたら空腹が訪れ、近くのマクドナルドに入った。幸い安価でもクレジットカードが使えたので旅の救世主になったのは言うまでもない。不幸中の幸いだったのは電車やホテルの精算を旅前に予め済ませておいたおかげで現金消費が最小限で済んだ。さらにアメリカのようなチップ文化がなかったのも救いとなった。

【まとめ】節約旅行になってしまったが大きなトラブル無く旅を終えられたのは良かった。が、この旅の唯一の失敗は旅先での外貨両替為替レートを調べておかなかったことだ、これに尽きる。が、今となっては笑い話し、素晴らしい体験になった。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

旅先での外貨両替為替レートを事前に調査すべき