タイ・バンコクの有名百貨店近くの両替所で遭遇した両替トラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
タイ・バンコク
あなたが旅行に行った年月
2017年8月
あなたが旅行に行った回数
6回目
あなたの年齢、性別、職業
36歳、女性、OL
一緒に旅行に行った人の人数
夫婦2人
トラブル体験をした場所
バンコク市内の両替所
トラブル内容
2017年8月の夏休みの旅行で、私が遭遇したタイのバンコクを訪れた時の外貨両替に関するトラブルの実体験をお伝えします。タイに限らず諸外国の多くは、「空港で両替するよりも街中で両替したほうがお得」というのは有名な話ですが、ことバンコクに関しても例外ではなく、私たちも着いた日の交通費程度のみを空港で両替し、翌日、いよいよ街中の両替所を色々チェックしていた時の事です。
タイはさすが観光立国だけあって、バンコクに限らず田舎でも至る所に両替所が設けられており、両替には困りません。さらにバンコクでは日本語で「手数料やすい」とか「日本語できます」の看板が掲げられている両替所もあり、私たちはその中の一つの、気さくそうなインド人が店頭にいる両替所に足を運びました。
タイは物価が安く、特に市バスやタクシー、屋台での食事などの支払いの際は小額紙幣が好まれます。そのインド人はそういった紙幣事情を考慮し、「100バーツ札を多めに」入れてもいいか提案してきました。100バーツは日本円に換算すると約300円、なので1万円両替したら100バーツ札が約33枚前後になる計算です。私たちは3万円を両替する予定でしたので、約100枚前後の100バーツ札が手元に渡されました。無事に札束を手にし、「もらったらすぐに枚数を数える」という某ガイドブックの注意事項を思い出し、インド人店主の目の前で枚数を計算しようとした時のことです。不意に、私たちの後に並んでいたタイ人風の若いカップルに、露骨に「早くどけてください」と言われました。その発言の後、間髪入れずにインド人店主が「次の人が並んでいるから、早く受領書にサインして」とすごまれ、私たちはきちんと100バーツ札の札束を数えることなく、言われた通り受領書にサインをしてしまったのです。
イヤな予感がしたのですが、案の定、両替所から少し離れた所で枚数を数えてみると、両替し手元に渡るはずだった100バーツ札が1枚足りません。「やられた」と思い、店頭に再度かけこみはしましたが、当然、インド人店主は取り合ってくれず、しまいには「言いがかりをつけると警察を呼ぶぞ」と凄まれてしまいました。今から振り返ってみると、そのインド人だけでなく、件の若いタイ人カップルもグルになっていたと確信しています。わざわざ小額紙幣を勧めてくれたことや、いつの間にか私たちの後に並んで両替を急かしたことなど、全てが仕組まれた罠だったことがわかりました。たかが100バーツ(約300円)ですが、せっかくの夏休みの旅行の始まりの日にそういう外貨両替のトラブルに遭い、滞在中ずっとモヤモヤした気持ちが晴れなかったのは、言うまでもありません。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
きちんと札の枚数を数えた後で、受領証にサインをするべきでした