常習的にやってると思われる外貨両替詐欺
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ボリビア、サンタクルス
あなたが旅行に行った年月
2016年2月
あなたが旅行に行った回数
10回
あなたの年齢、性別、職業
29歳、女性、主婦
一緒に旅行に行った人の人数
2人
トラブル体験をした場所
道端の両替おじさん
トラブル内容
以前、ウユニ塩湖を見にボリビアへ行った時のこと。ウユニ塩湖以外にも、ボリビアの別の都市も観光しました。南米や東南アジアなど、物価や生活水準の低い国ではよくあることですが、日本人を見れば誰でもお金持ちでのんびりやだと思われていて、お店などでも実際の価格の倍以上の値段を言われることがよくあります。そのことは知っていたので、しっかり注意しているつもりでしたが、観光の途中で手持ちのボリビアーノがなくなってしまい、しかもカードが使えるようなお店はほとんどなかったため、観光地の街角によくいる両替おじさんにドルを支払い、ボリビアーノをもらうことにしました。
街を歩いていると、割と頻繁に外貨両替おじさんに出会うのですが、信頼性が低そうだったので、いつもは「両替しない?」と話しかけられても無視していましたが、その時ばかりは利用ささてもらうことにしました。もちろん、ドルを渡す前にレートを確認しました。ボリビアーノを私たちに渡す際に、私の目の前でお札を一枚ずつ数えてくれて、その時はちゃんとあっていました。でも、後で改めて自分でお金を数えてみると、どう考えても一枚少ないんです。日本円にして1600円ほど。日本人にして見たら、大金というわけでもない金額ですが、彼らにとっては1日分の給料にあたる金額です。一緒にいた私の友人は、間違えられたんじゃないか?とか、私が実はお金を使ったのを忘れてるだけじゃないか?とか言っていましたが、私はワザとだと思いました。
その旅の中で、現地に住んでいる日本人に会い、そのことを話したところ、笑いながら当然のように「ワザとだよ。」と言われました。お金を数えるのを見せる時に、手品のようなテクニックで本当は一枚少ないのに、一枚多く見せる方法があって、それで外国人を相手にかなり稼いでいるそうで、現地では一般的なトラブルだそうです。中には、ニセ札を渡す悪質な両替おじさんもいるらしいのですが、私のはニセ札ではなかったようです。その日本人いわく、やはり面倒でも両替所を捜すか、お金を受け取ったらすぐにおじさんの目の前で自分でお金を数えないとダメだ、ということでした。日本は、こういう手口でだまされることなんてほとんどないため、相手を信頼しすぎているところに付け込まれたみたいです。相手が自分を騙しているんじゃないか?と疑いながら観光をするのは、ちょっと寂しい気もしましたが、そういう詐欺被害にあわないためには、必要なことですね。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
面倒でもきちんとした両替所を捜すべきでした。