お金持ち気分!100ドルがものすごい札束に!!

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ウズベキスタン・タシケント

あなたが旅行に行った年月

2012年2月

あなたが旅行に行った回数

8回

あなたの年齢、性別、職業

38歳 女性 主婦

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

タシケントのホテル内の両替所

トラブル内容

数年前ウズベキスタンに行きました。韓国経由で夕方タシケントに到着の予定だったのですが、韓国からなかなか飛行機が出発せず到着予定時刻を大幅に超えて夜中になんとか到着しました。町の両替所はもう閉まっていたのでレートは悪いけれど宿泊先のホテル内で米ドルから外貨両替をしました。ウズベキスタンは中央アジアンに位置する旧ソ連の国です。公用語はウズベク語ですが、広くロシア語が通じます。

私はロシア語と英語が少々わかるので取り急ぎ、100ドルを現地通貨スムに両替するようお願いしました。すると、両替の人がおかしな顔をするのです。よくよく聞いてみると100ドルなんてスムに両替をしたらとんでもない量になるぞ!と言っているようなのです。もっと少なめでも十分だし、1度両替をすると再両替できないと教えてくれていました。ですが私は次の日の早朝列車に乗って別の街に行く予定にしていました。タシケントより田舎の街に行くので両替がそこでスムーズにいくのかわかりません。

なので私はどうしても100ドルを今のうちに両替しておきたかったのです。それに3泊ほどの旅行の予定でしたので、食事や観光施設の入場料、バスなどの交通費などを考えると、100ドルを一気に両替することがそれほど多い量だと思えませんでした。私は両替の人の反対を押し切って、100ドルを現地通貨スムに両替してください、と改めてお願いしました。両替の人も、こいつにはこれ以上言っても無駄だと思ったのでしょう、半分呆れつつも両替を始めてくれました。そして、そこで私を待ち受けていたのは高さ15センチくらいはあろうかという膨大な札束でした。新札でしたら、100枚あっても1センチ程度の高さでしょう。ですが使い古されたお札は違います。膨らみます。さすがの私もそこで目が点になりました。

ウズベキスタンはインフレがすすんでおり、2017年12月時点で1ドルが大体8000スムです。5000スムが最高額の紙幣となりますが多く流通しているのは100から1000スムあたりの紙幣かと思います。私がウズベキスタンに行った頃は1ドル2000スムもいってなかったと思いますが、それでもものすごい量でした。どう考えても財布に入りきらないんです。パスポートなどの貴重品を入れている腹巻にも分けたけれど入りきりません。上着の両ポケットにも分けたけれども、まだまだ余っています。私はどうしようもなくて、まだ半分は残っている札束をそのままリュックの中にいれることにしました。日本にいるときでもやったこともない、無防備なお金の管理です。

以上が私の経験した両替に関するトラブルです。旅行中リュックの中のお金が気になって仕方ありませんでした。リュックをひったくられたらどうしようと気が気でないのです。皆様もインフレの進んだ国での外貨両替、ご注意ください!

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

現地の方の言っているように、両替は少なめにしておけばよかったです。