ハンガリー・ブダペストの両替商に騙された
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ハンガリー ブダペスト
あなたが旅行に行った年月
2016年4月
あなたが旅行に行った回数
7回目
あなたの年齢、性別、職業
22歳、男、学生
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
ブダペスト市内の両替所
トラブル内容
ハンガリーの首都ブダペストを旅行中に外貨両替をしようとしたときのトラブルのお話をします。ブダペスト市内の繁華街の両替所の列に並んでいたら、両替商風の男が英語で話しかけてきました。「俺のところで両替するか?手数料はここより安く済むぜ?」と言うので平和ボケしたジャパニーズの私は喜んで「それじゃあお願いします!」と即答してしまいました…それがまさかあんなことになるなんて。
70ユーロほど手渡して、その場でハンガリーの通貨であるフォリントを男が取り出しました。「レートはこれぐらいだ、いいな?今から数えるからよく見て確認してくれ。」紙幣を1,2…と数えていく男、ここまでは問題はありません。すると突然もともと私が並んでいた両替所の店員が私たちに向かってハンガリー語で怒鳴り出しました!!紙幣を数えていた男が「おっと、バレちまった。逃げなきゃ!じゃあな!」と言ってこれから数えようとしていた紙幣を私に預けてそそくさと街に消えてしまいました。
何が起こったかわからず呆然と立ち尽くしていた私ですが、手元に残った紙幣を数えてみると…全然足りません。両替所の店員が怒鳴って私がそちらを向いた瞬間、紙幣をいくつかくすねたのです。おそらく、両替所の店員と男はグルになってそのような犯行をしていたのだと思われます。憎らしいまでの完璧なチームワークです。
お金を盗られて損をしたこと以上に、騙されたことが悔しくて悔しくて、私は翌日も翌々もその場に張り込んでいましたが、結局男を見つけることはできませんでした。警察にも相談しましたが終始「そんな単純な手口に引っかかるあんたが悪い」という態度をとられ、さらに落ち込みました。楽しみだったブダペスト旅行の初日から、洗練を受けたせいで損失額はそれほど高くは無いとはいえ、全く楽しめませんでした。日本に帰国してからインターネットで、ブダペスト市内で起こる観光客を狙った詐欺について調べましたがこれは常套手段のようです。
ハンガリーの周辺の国であるセルビア、クロアチア、モンテネグロなどの東欧の国にこれまで旅行したことがあったので東欧には慣れていると慢心していた私を戒めるような出来事でした。今思えばそれらの国々はブダペストほどの規模の都市はありませんし、観光地としてもブダペストほど人気ではありませんよね…。観光地に行くなら自分を過信せず、事前の情報収集には時間を惜しまずかけるべきという教訓を得ました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
事前の情報収集には時間を惜しまずかけるべき