市内の宝石店で両替をしたが空港のレートより悪かった

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ベトナム、ハノイ

あなたが旅行に行った年月

2017年12月

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

46歳、男、塾講師

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

ハノイ市内の宝石店

トラブル内容

昨年の12月にハノイを訪れました。ベトナム人の彼女にクリスマスプレゼントのiPhoneⅩを届けるためです。我ながらよくやるよとは思いながらも、この歳になって久しぶりにできた年下の彼女にだいぶ甘い自分がいます。

出発の前に、現地の通貨であるベトナムドンへの外貨両替について彼女に尋ねると「市内のお店で良いレートで両替できるから」との返答。最初にハノイ訪れた時はノイバイ空港で両替したのですが、その時も市内で両替した方が良かったのに、と彼女がちょっと不満そうだったのを思い出しました。

ベトナム人の彼女はまだ若く、それもあってかやや「知ったか」なところがあります。とはいえ彼女の国であるベトナムのことですから聞かないわけにはいきません。「空港では1万円だけね」と金額まで指定され、空港に着いてすぐにその通りに両替をすると205万ドンほどでした。前回秋に来た時は200万ドンを切っていたので「今はレートが良いのだな」と思い、残りの日本円もさっさと両替してしまいたい誘惑に駆られましたが、ぐっとこらえて送迎のタクシーに乗り込みました。

200万ドンもあればしばらくは両替をせずに済むので、市内のどこで両替するつもりなのか彼女に確認することもしませんでした。滞在3日目になって、洋服やらイヤリングやら色々欲しがる彼女のショッピングに備え、「そろそろ両替しようか」という流れに。ベタですがハノイ旧市街にあるホテル並びの食堂で「フォー・ガー」(鶏肉入りのフォー)の朝食を済ませ、タクシーに乗り込んで出発します。

タクシーの運ちゃんに彼女がベトナム語で行き先を伝え、やがてブティックやiPhone周辺機器のお店などが立ち並ぶ広い通りに出ました。銀行の建物も見当たらないので「あれ?両替は?」と彼女に聞くと、いつもの流暢な日本語で「ここよ」と立派な店構えの宝石店を指差します。どうやらベトナムでは宝飾品を扱う店で高レートで円をドンに両替してくれるようなのです。

ベトナムの金は光沢を抑えたしっとりとした見た目が特徴だと、金製品もずらりと並ぶガラスケースの中を見つめながら説明する彼女に、心の中で(買うって言わないよね)と思わずつぶやく自分がいました。結果的にすぐに両替はしてもらえましたし、トラブルというほどのことがあったわけではありません。しかし渡されたレシートに印字された金額を見て「おや?」と思ったのも事実です。

空港で1万円が205万ドン、つまり1円205ドンのレートだったのに、3万円を両替した金額が600万ドンをわずかに切っていたからです。得意そうな表情の彼女を見てあえて何か言おうとも思いませんでしたし。空港同様のレートで615万ドン近くになっていたとしても、15万ドンはせいぜい700円。たった700円のことで彼女ともめてせっかくの旅を台無しにしたくはありません。ただ次からは、ノイバイ空港でベトナムドンに両替するつもりです。タクシーでわざわざ宝石店に行くのもよく考えたら余計な出費です。少なくとも空港のレートがすごく悪いということは全くないと断言できます。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

空港の両替所で素直に両替しておくべきだった。