フランス・パリで両替をしようとした時のトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
フランス・パリ
あなたが旅行に行った年月
2014年10月
あなたが旅行に行った回数
3回目
あなたの年齢、性別、職業
45才 女 主婦
一緒に旅行に行った人の人数
2人(夫婦で)
トラブル体験をした場所
シャンゼリゼ通り付近の両替所(日本円からユーロに両替時)
トラブル内容
手持ちの少額紙幣がわずかになり、夕飯時のチップや翌朝のベットメイクチップが払えなく可能性があったため、急遽外出先のシャンゼリゼ通り付近の外貨両替所をスマホで探しました。
2014年当時、フランスは(イタリア)先進国にもかかわらず、スマホのGoogleマップを使おうとするも、3GがやっとのためGoogleマップが画面上で動かずフリーズ状態となるトラブルに見舞われ、何度も外貨両替所の前を通り過ぎてしまいました。携帯マップは役に立たないことも頭に入れておいたほうがいいので、万一に備え紙の地図も携帯することをお勧めします。
余談ですが、羽田で海外ポケットWi-Fiを借りて行ってよかったです。持って行ってなければ、Googleマップの使い過ぎで「パケ死」でした。
地図がない中、不慣れな英語で外貨両替所の場所を道行く人に教えてもらいながら自力で探すのは一苦労しました。パリの外貨両替可能なATMは日本のATMコーナーのようにガラス張りに囲われている訳ではなく、銀行などの建物の外壁に突然ATMのスイッチパネル(ATMマシーンが雨ざらし)があり結構びっくりしました。
外貨両替用ATMを操作するのに夢中になっていると、現金が出てきたときに背後から引ったくられる恐れがあるため、常に二人一組になり一人はATMの操作に集中し、もう一人は操作している人の背後に背中あわせに立って、不審者が声をかけてきたりしないように常に目を光らせる必要があります。
夜間は特に要注意です。外貨両替用ATMのカード挿入口にガムやマイクロチップなどの異物が付着してないか、念入りにチェックすることも大切です。
カードの暗証番号を盗まれないようにすることも重要だと思います。私は海外旅行前にスキミング防止用カードを購入していきました。窓口での外貨両替時は二人一組で外貨両替商の話を聞くことにより、言った言わない、聞いた聞いてないのトラブルを未然に防ぐことができるはずです。二人で外貨両替商の為替レートの確認を何度も行っておけば法外な手数料を支払わずに済んだかもしれなかっただけに、非常に残念でした。
あと、昔使えた「トラベラーズチェック」は使用できなくなっていることも要注意です。トラベルプリペイドカードを持っていくととても便利です。アメリカではVISAヨーロッパではマスターカードを持っていくことをお勧めします。
イタリアのレストランではVISAのトラベルプリペイドとクレジットカードが使えず、現金をかき集めて支払わなければならなくなり手持ちの現金が不足し、イタリアでも外貨両替所や外貨両替用ATMを探す羽目になりました。
ヨーロッパ主要都市は外貨両替手数料が総じて高く外貨両替回数は必要最小限にとどめておけばよかったと後悔しました。渡航前に「地球の歩き方」の最新版をきちんとチェックしておけばよかったことも付け加えておきます。
言うまでもないことですが、緊急時を除いて日が落ちた夜間に外貨両替所が仮にオープンしていても、犯罪に巻き込まれるトラブルリスクが格段に上がるため、外貨両替するのは出来れば避けたいです。どうしてもならば高い両替手数料を支払ってでもホテルか空港で外貨両替するのがベスト。身の安全料金だと思ってください。
ヨーロッパはテロが頻発しています。事故やトラブルに巻き込まれない保証はどこにもありません。これは、銃の所持を認められているアメリカではなおさらのことです。アメリカでのトラブルは即命にかかわります。海外旅行において、防犯上の理由からも夜間の外出は控えることをお勧めしますので、観光前に日の入り時刻をチェックすることも合わせてお忘れなく。
宿を予約する時は、旅慣れていなければトラブル回避、身の安全と宿泊客専用Wi-Fiが使えるため、2つ星以上のホテルをお勧めします。なお、予約するホテルの近くにマクドナルドや日本食レストランがあると、緊張状態が解けるのでお勧めです。日本に帰国する時は、「安全」と言う名の「お土産」が最高のお土産になると思います。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
渡航前に主要都市の外貨両替所の場所をチェックすること。現地の日の入りの時刻を事前に調べておくこと。渡航先で使われているクレジットカード会社を事前に調べておくこと。