ミャンマー・ヤンゴンの空港での両替トラブル

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ミャンマー・ヤンゴン

あなたが旅行に行った年月

2018年7月

あなたが旅行に行った回数

10回以上

あなたの年齢、性別、職業

21歳、男、大学生

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ヤンゴンの空港内の両替所(銀行)

トラブル内容

近年、民主化が進みめまぐるしい経済発展を続ける国、ミャンマー。外資の企業もまだまだ少なく、多くの方面で整備が整っていません。私はだからこそ、この外資系に飲まれる前のミャンマーが見たかったため、2018年夏に一人で旅行に行きました。

ミャンマーの外貨両替はまだまだ不便な点が多く、社会主義国そして軍事政権時代の多くの制度が残っています。2018年の10月より日本人もビザ無しの旅行や成田からヤンゴンへの飛行機も近年就航し、より身近になったのですがおかしな点があります。

大きく二つの問題があります。

一つは、ミャンマー現地での両替しかできない点。 ミャンマーで使用されている「ミャンマー・チャット」は、持ち込みと持ち出しが法律で禁止されています。つまりは、日本で両替しミャンマーに持っていくことができません。ミャンマーで余ったお金を日本に持ち帰ることもできません。

もう一つは、ミャンマーでは日本円が両替できるところがあまりに少なく、アメリカドルに対してもかなりのルールがある点。 成田ーヤンゴン便が就航しているにも関わらず、ヤンゴンの空港についてすぐ日本円からの両替はできません。 さらに、アメリカドルを持って行ったとしても折り目のないピン札でないと両替できません。少しの折り目やゴミや書き込みがついていても両替ができないのです。 そして、20ドル札、50ドル札、100ドル札でレートが違うのです。100ドル札のレートが標準だとしたら、50ドルや20ドルはレートがかなり変わって損をすることになってしまいます。 同じ100ドル分(約1万1,000円分)の両替でも、20ドル札5枚と100ドル札1枚ではレートが違うので交換して出てくるミャンマー・チャットの金額が違うのです。

私はインターネットである程度の情報を得ていた上、タイからの出発でした。トラブルを避けるためにピン札で綺麗な100ドル札を3日の旅行資金にあらかじめタイで交換しておきました。ミャンマーの空港についてすぐ両替できる銀行に行き、両替してもらうためお札を出しました。折り目がつかないようにファイルに挟んでいたので綺麗なままです。銀行員はじっくりと光にかざして見た後、「このお札には汚れ(目に見えるか見えないかの点)があるので交換できない」と言いました。 私はくじけず他3つの銀行を巡りましたがことごとく不可能。1時間後悩んで見つけた銀行でやっと交換できました。 出てきたボロボロのミャンマーチャットにはかなりショックでしたが。

 

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

綺麗なアメリカドルの準備、目視を十分に行う。