どこで騙されたのかいまだに不明だったバリ島両替詐欺
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
インドネシア、バリ島
あなたが旅行に行った年月
2018年9月
あなたが旅行に行った回数
50回以上
あなたの年齢、性別、職業
30代、女、事務
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
バリ島レギャンストリートの両替所
トラブル内容
バリ島での外貨両替詐欺は世界中の旅行者の間で有名で、私も知っていたのですが、とりあえずすぐに現金が欲しかったのと、ありえないレートに、旅慣れている油断から確認すれば大丈夫と思い立ち寄ったレギャンストリートにある怪しげな両替所でのトラブル。
チンピラ風でちょっと強面の男性と、ひ弱そうな男性二人で表向きアクセサリー屋さんのような感じでやっていた両替所でした。通り沿いにでかでかと看板も出していたし、人通りの多い場所だから大丈夫だろうと思って入りましたが、日本円を出した時点で、「ここの数字が6だったらもっと高く両替してあげるのに…」的な意味の分からないトークをされ、とりあえず、そんなことはどうでもいいから早く両替して。と両替してもらう。
怪しいとは思いつつも、何度も一緒に金額を確認して、その場では全く間違いがなく、いったんホテルに戻って計算しなおしたら、1,390,000RPあるはずが、1,090,000RPしかなくて、本当狐につままれるってこんな感覚なのか?って感じでした。
危険だとわかっていつつその両替所を選んだ自分の責任だし、泣き寝入りしようかとも思ったのですが、 ネットでバリで両替詐欺にあった人のブログを見つけ、取り返したとの内容を見て、私も乗り込むことにしました。 そのブログでは道端にいた軍人風の人にお願いをして一緒について行ってもらったと書いてあったのですが、道端に軍人風の人なんてそうそういるわけもなく、一人で行きました。
騙されたことへの怒りに任せて、アクセサリーが陳列されているガラスケースを思いっきりたたいて、このまま警察に行くからと大声で怒鳴りこみました。 そしたら、本当にあっさり悪かった。と残りの300,000RPを返金してくれました。東南アジアで金銭トラブルは結構あるのですが、いいのか悪いのか詐欺師たちの質が悪く、こっちが強気だと案外あっさり解決するような気がします。が、一人旅が多いので、本当に気をつけなきゃと思った出来事でした。
帰り際、怒りと恐怖で涙が止まらなかったのですが、道行く観光客やバイクタクシーのおじさんが声をかけてくれて状況を話すと皆が優しく慰めてくれました(笑) でも、あなたはラッキーだといろんな人に言われました。それは本当にそうで、怒鳴り込んでもシラを切られたらそれまでだし、詐欺師が凶器を持っててもおかしくない状況なので、この先レートに吊られて怪しげな両替所に行くことはないと思います。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
ガイドブックにも書いてあるように銀行に行くべきでした