プーケットのメインストリートにある外貨両替所であったトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
タイ プーケット
あなたが旅行に行った年月
2017年7月
あなたが旅行に行った回数
19回目
あなたの年齢、性別、職業
43歳 女性 会社員
一緒に旅行に行った人の人数
私以外に女性もう一人。合計2人。
トラブル体験をした場所
プーケットの両替所
トラブル内容
人気リゾート地プーケットの、一番賑やかな繁華街パトンでは、メインストリートに数多くの外貨両替所があります。日本の常識では、お金を取り扱う機関の入り口は厳重で、自動ドアが1つ若しくは2つは必ずありますが、タイの外貨両替所の多くは、メインストリートにあるコンビニやレストランの真ん前に、簡単なブースで建てられています。スタッフ専用のドアしかなく、お客はガラス越しに両替を依頼するスタイルになっています。ブースの中に、電光掲示板や手書きのホワイトボードがあり、15カ国ほどの両替レートが見えるようになっています。銀行よりもレートが良く、両替手数料を取らない所がほとんどなので、日本人観光客だけでなく、他国からの旅行者のほとんどが利用しているのではないかと思います。
私自身プーケットにはすでに5回ほど旅行していますが、トラブルに巻き込まれたこともなく、両替も勝手が分かり慣れて来たところでした。滞在はリゾートホテルですが、ホテルの外貨両替はレートが良くないので、いつもメインストリートの両替所を利用しています。とはいえ、決まった両替商を利用しているのではなく、日本円に対して、その日の両替レートがいい両替所を探すため、ストリートを何度か行ったり来たりしてレートをチェックします。
あの日も、ベストレートの両替所を見つけ、何の疑いもなく手続きしました。手続きはスムーズで、スタッフの対応もよく、受け取った現地のお金(バーツ)の計算にも間違いはなく、きちんとレシートも受け取り、とても満足な気分でした。しかし次の瞬間、ブースから離れて振り向きざまに身体にショックがあり、驚きと痛さで頭が真っ白になりました。
現地の20〜30歳ぐらいと思われる男性が、突進してきて、私に体当たりしたのです。突き倒されるほどではなかったのですが、私がびっくりしてよろけている隙に、両替したてのバーツを鷲掴みにひったくって行きました。私は、両替所で受け取った現地のお金(バーツ)を半分だけ財布に入れショルダーバッグにしまい、半分のお札は友達に渡すため手に持ったままでした。男は、それを見逃さなかったのでしょう。思い返せば、あちらこちらの外貨両替のレートをチェックしているときに、何度もトゥクトゥク(タイのタクシー)のドライバーに乗らないかと話しかけられました。
タイでは、ドライバーが勧誘してくる事がごく普通のシーンなので、特に気に留めていませんでしたが、もしかすると、メインストリートを行ったり来たりして外貨両替所で立ち止まる私たちに誰かが気づき尾行してきたのかも知れません。このトラブルにあったのは、お昼の1時ごろでした。太陽が燦々として暑い最中だったので、メインストリートにも関わらず、人通りは少なめでした。夜ならもっと警戒しますが、日中なので気が緩んでいました。男は武器や刃物などは持っておらず、怪我するほどでなかった事が、不幸中の幸いだと思っています。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
後をつけられていないか周りに気を配ることと、現金を持っている時は、必ず側から見えないようにする